なぜ非行診断士を選んだのか

2019.01.20 (日)

警察から離れて独立するってことになって、子どもに関わる仕事に就きたかったんです。それっていうのは、子どもに何かしら影響のあることがしたいって思ったからです。その子どもっていうのは自分の子どもであって、それだけではなく、広く社会にいる子どもってことなんですけど。

 

 

始まりは、「自分は子どもに何を残せるんだろう」ってところから始まったんです。始まりはやっぱり、自分が子どもを持って、その辺んから始まったんです。自分が親であることで、この子どもは何を得たんだろうってなことを考えるようになったんです。

 

 

世の中には資産を持っている家庭もあるし、頭のいい親がいる家庭もあると。格差ですよね。そんな中で、この子どもが自分の下に生まれたメリットってなんなんだろうってなことを考え始めたんですよ。そりゃあ「メリットなんかない!」ってなことにはしたくなかんで、「何かしら」と思って考え始めたんです。

 

 

単純に考えると、「メリットなんかない」とか「何も残せない」ってなるんですよ。私も、それが嫌で考え始めたんです。

 

 

世の中ってフラットな方向へ流れてはいるんですけど、それでもまだまだ社会はお金を持っている方が有利っていうものに最適化されているんですよね。男女の格差も無くなってきたし、インターネットが普及してよりフラットに近い世の中に向かって進んではいると思います。

 

 

だけど、それでもまだまだ「お金を持っていた方が有利」っていう状況、っていうか現実があるんですよね。塾に入れるのにもお金がかかるし、スポーツをさせるのにもお金がかかるし、物を買ってやるのにもお金がかかるし。じゃあお金を持っていなかったら「持たざる者」なのか。お金を持っていなかったら「弱者」なのか。お金を持っていなかったら不利なのか。

 

そんなことを考えると、心から「そうじゃないだろう!」って言いたいんです。心の芯の部分ではお金が全てじゃない社会が理想だし、お金が優劣を決める社会は間違っているものだと思います。だけど、現実としてお金が必要な場面ってのは多々ある。特に子育てをしていると、「お金」に対するシビアな目ができてくるんです。

 

 

それに対する挑戦でもあるんです。「お金」とか「格差」とかに最適化されている社会に対する挑戦。今までの価値観でいう「持たざる者」がどこまでやれるか。「まだまだお金が全て」は本当なのか。「いやそうじゃないだろう!」っていう挑戦です。

 

 

だから、世の中の持たざる人に、私の話って聞いて欲しいし、「そういう人にこそ意味があるんだろうな」とは思っています。

 

 

社会はフラットな方向に進んでいます。それっていうのは、人間の歴史っていうもの自体が自由の獲得なので、大きな流れとしては間違い無いんでしょう。テクノロジーも進歩していて、どんどん持っていないが故の格差っていうのはなくってきています。人々の意識っていう目で見ても、フラットな方向にどんどん進んでいると思います。

 

 

だけど、理想や大枠で見た場合はフラットな方向に進んでいるとしても、実際の部分や、細かいところでどうなの? ってのがまだ残っていると思うんです。それに今まで、大きなものやゴージャスなものや持っているものを羨む感じで見ていた人の目っていうのは、急には変わらないんじゃ無いかとおっもうんです。

 

 

時代はフラットな方向に進んでいて、それっていうのは「大きいものよりも小さいもの」「持っているより持っていない」「組織より個人」っていう流れなんですけど、まだまだ「大きいもの」とか「持っていること」「組織」なんかに対して目がいっている人っていると思うんですよ。今までそれらを羨望の目で見たいた人ならなおさらなんですよね。

 

だから、そんな人に対して「これからはこっちですよ」ってのを言いたいんです。「高級車に乗りたい」とか「良い暮らしをしようと思ったら学力が必要」とか、いつまでもそんな事を言っている人に対して「無理する必要はもう無いんだよ」「目を向けるべきはそっちじゃなくてこっちだよ」と言ってやりたい。それっていうのは、自分に対しても、です。

 

 

まだまだ自分の中にも、古い価値観を持っている部分があります。高級なものを見て羨んでいる自分がいることは否定できません。だけど、そんな羨む気持ちを正したいし、それを正すには声を上げて周りを巻き込んで、社会の方向を自分で決める勢いが必要なんです。

 

 

だから非行診断士なんてことをやっているんです。「非行を防ぐ」っていうのは、イコールで「子育てとは何か」なんです。で、「子育てとは何か」に対する答えが「お金じゃ無いだろう」ってことなんです。これまでの様な大きなものを羨むことが間違い。これからは持っていないことがう有利になる。だから、羨む必要はないし、無理して不利な所で競争する必要もないっていことを言いたいんです。

 

 

具体的なもの、ゴージャスなもの、高級なもの、社会の常識、学力、資産、お金、生まれながらの格差。そんなものに縛られないことが「子育て」であって、それっていうのは社会が進んでいる方向と合致しているんです。で、それが、私が言う「非行防止方法」でもあるんです。

 


 

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プレゼントの無料小冊子を更新しました。「子どもの非行を防ぐための素直な頭のつくり方」です。

 

非行に走る子どもは自己中が多いです。頭が固く、自分の価値観に固執しています。周りの人間の価値観や考えを受け入れられず、自分を通そうとします。自分以外の価値観や考えがあること自体が、見えていないのです。自分が正しくて、自分以外の考えは間違いだという先入観から抜けられない状態です。

 

子どもは周りから吸収する度合いが強いので、子どもの成長は周りの大人次第の側面があります。「周りの大人が自己中から脱し、素直な頭を持つ事で、接する子どもにも好影響を与えよう」というのが、この小冊子の狙いになります。

 

頭の柔軟性があり、状況や相手に応じて変化できる事。自分だけでなく、相手の考えも認める事ができる事。一つ上から全体を俯瞰できる事。そんな「素直な頭」をつくるための気づきを、この小冊子から得ていただければと思います。

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