非行を防ぎ、素直な子どもへ

非行の兆しを見せた子どもが実際に非行に走るのを防ぐ方法です。子どもと距離をとってみてはいかがでしょうか？　おそらく子どものことで悩んでいる方は、「子ども第一」で子育てや生活をしている方々だと思います。

 

 

子どもが好きなのは簡単に想像できます。だからこそ、距離をとるのです。近づきすぎることなく、子どもから一歩離れてみるのです。

 

 

例えば私の家族にはフィギュアスケートの大ファンがいます。彼女はフィギュアスケートの日本選手が好きで、テレビでフィギュアスケートの大会が放送されるときは、必ず見るようにしています。幸い、日本はフイギュアスケートの強豪国のようで、フィギュアスケートの大会があるときは、必ずと言っていいほど、日本人選手が上位に来ます。

 

 

そんな彼女は、フィギュアスケート日本選手の勝ちを信じて疑いません。必ず、日本選手が優勝すると信じているのです。日本人選手が演技中に転んだとしても、それでも最後に逆転すると信じているようです。たとえロシア人選手がいい演技をしても、「大丈夫」と言って日本の勝利を譲りません。

 

 

何が言いたいのかというと、ファンのように近づきすぎていると、正確な評価ができなくなる、ということです。信じて疑わないのは、人間的にはいいのかもしれませんが、信じて疑わないが故に、視野が狭くなっているのです。

 

 

物理的にも、近づきすぎていると物事の一部しか見えませんよね。家の真横に立って家の方を向いたとしても、そこにあるのは壁だけです。見えているのは壁のみで、家の全体像は分かりません。是家全体を見ようとすれば、何メートルも後ろに下がった位置からでないと難しいでしょう。

 

 

同じように、相手が家だろうと人間だろうと、です。物理的な距離でも、心の距離でも、です。好きであればそれだけ、距離を置くのです。近づきすぎていては、まともな判断はできないでしょう。

 

子ども第一で育ててきたのであれば、自分の次くらいに置いてもいいのではないでしょうか。まずは自分を第一に考えて、子どもは第二に置いてもいいのではないでしょうか。自身の余裕ができてはじまて、子どもにも余裕を持って接することができるでしょう。余裕があって初めて、広い視野で物事つまりは子どもを見ることができます。

 

 

余裕のないときに子どもの方を向いたとしても、見えるのはごく一部のはずです。決して全体は見えないはずです。子どもと距離を置くのです。子どもの優先順位を下げて考えること。それが非行の兆しを見せた子どもの、非行防止方法です。

 

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「素直さ」を考えるセミナーを定期的に開催しています。スケジュール・詳細はこちらをご覧ください。

 

自己中が思いやりに、
生真面目が寛容に、
怒りっぽさが優しさに、
そして非行が素直に変わります。

 

 

 

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プレゼントの無料小冊子を更新しました。「子どもの非行を防ぐための素直な頭のつくり方」です。

 

非行に走る子どもは自己中が多いです。頭が固く、自分の価値観に固執しています。周りの人間の価値観や考えを受け入れられず、自分を通そうとします。自分以外の価値観や考えがあること自体が、見えていないのです。自分が正しくて、自分以外の考えは間違いだという先入観から抜けられない状態です。

 

子どもは周りから吸収する度合いが強いので、子どもの成長は周りの大人次第の側面があります。「周りの大人が自己中から脱し、素直な頭を持つ事で、接する子どもにも好影響を与えよう」というのが、この小冊子の狙いになります。

 

頭の柔軟性があり、状況や相手に応じて変化できる事。自分だけでなく、相手の考えも認める事ができる事。一つ上から全体を俯瞰できる事。そんな「素直な頭」をつくるための気づきを、この小冊子から得ていただければと思います。

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