非行の兆しを見せた子どもを素直に成長させるワンポイント

2018.12.17 (月)

子どもにおもちゃをプレゼントする季節ですね。クリスマスシーズンですし、お正月もありますし、この季節に生まれた子どもがいたら、誕生日も重なって3つも4つもプレゼントを与えることになりそうですね。

 

 

非行の兆しを見せた子どもを素直に成長させるワンポイントとして、おもちゃを説明書どおりに遊ばせないというのはどうでしょう。「囚われない」という意味です。方法にこだわらなければ、一つのおもちゃに対して色々な遊びや見方ができるわけです。

 

 

なのに、おもちゃメーカーの人が考えた一方向だけの遊びで遊ばせてしまうなんて、なんだかもったいない気がするのです。

 

 

説明書どおりに遊ばせようとしてませんか? 説明書の通りに遊ばなかったら「違うでしょ!」なんて言っていませんか? 正しい遊び方をしているときにのみ褒めていませんか? 遊び方にまで口を挟んでいませんか?

 

 

説明書どおりの遊び方をしなかった際に「違うでしょ!」なんて言っているようでしたら、私は即刻考え方を修正することをお勧めします。もっと余裕を持って世の中を見てもらいたい。もっと距離をとって世の中を見てもらいたい。自分のことだけでなく、もっと周りを見てもらいたい。

 

 

縛りつけるようなもんですよ。決められた、型どおりの遊びを子どもに求めるなんて。説明書どおりに遊ばなければならないなんて、誰が決めたんですか。決められたやり方を破ってこその素直さです。初めからねじれているものを、ねじれたままにせず、一直線にしようとするから「ひねくれている」などと評価されるんです。周りには見えていないだけなんです。ですから、思いっきりひねくれて構わないでしょう。

 

 

もともと、説明書だって、頭の固い大人が作ったものです。そもそも、頭の柔らかい大人だったら、自分が作った型どおりに子どもが遊ぶことに対して否定的なのではないでしょうか。頭の柔らかい大人は、自分が作った型どおりに遊んでくれない子どもを歓迎するはずです。

 

 

おもちゃの遊ばせ方のような、見過ごされがちな中にこそ、本質ってものが隠されているのかもしれません。ごくごく一部に現れる姿こそ、全体に通じる姿なのかもしれません。

 

 

これまでよりも、周りと同じでないことが求められる世の中です。差別化できてなんぼの世の中です。人と違う中で堂々といきていくことが求められている世の中です。説明書に従うという、当然のことを疑うことにも、素直に成長させる方法が隠されています。

 


 

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プレゼントの無料小冊子を更新しました。「子どもの非行を防ぐための素直な頭のつくり方」です。

 

非行に走る子どもは自己中が多いです。頭が固く、自分の価値観に固執しています。周りの人間の価値観や考えを受け入れられず、自分を通そうとします。自分以外の価値観や考えがあること自体が、見えていないのです。自分が正しくて、自分以外の考えは間違いだという先入観から抜けられない状態です。

 

子どもは周りから吸収する度合いが強いので、子どもの成長は周りの大人次第の側面があります。「周りの大人が自己中から脱し、素直な頭を持つ事で、接する子どもにも好影響を与えよう」というのが、この小冊子の狙いになります。

 

頭の柔軟性があり、状況や相手に応じて変化できる事。自分だけでなく、相手の考えも認める事ができる事。一つ上から全体を俯瞰できる事。そんな「素直な頭」をつくるための気づきを、この小冊子から得ていただければと思います。

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