非行の兆しを見せた子どもを、非行に走らせない方法とは

2018.12.16 (日)

それには思いやりを持つことでしょうね。優しさとか、寛容さって呼ばれるものです。そうすれば、人の身になって考えることができるようになるし、非行に走らないのではないでしょうか。

 

で、どうやって思いやりを子どもに持たせるか、ですけど。それは、周りの大人が持つしかないんではないでしょうか。子どもの周りにいる大人、接点のある大人が、思いやりを持つようになること。それが、子どもに思いやりを持たせる現実的な方法だと思います。

 

 

子どもに直接、思いやりを持つように働きかけるのって、意味がないと思うんですよ。勉強するように言ったところで、実際に勉強する子どもと、勉強しない子どもがいるようにです。子どもって天邪鬼で、勉強するように言ったところで、正反対に行きたがるのもいますしね。

 

 

だから、周りの大人が思いやりを持つように努力することが、子どものためになるんです。「自分はいいから、せめて子どもだけでも」っていうのは、聞こえはいいですが、自分勝手な意見なのかもしれません。

 

 

子どもに思いやりをもって欲しいなら、まずは自分からです。

 

 

で、そのために必要なのが、抽象化して人間関係を見るっていうことです。「いい加減になる」「距離を置く」「ボヤーっと見る」など、色々な言い方ができますが、要は想像できるようになるってことです。

 

 

分かりやすい主観でなく、分かりにくい客観の視点を持つことです。相手目線になる、とも言います。相手の身になって考える、とも言います。それが、抽象の視点を持つっていうことです。

 

 

ジワーッと想像力が広がっていくイメージです。画用紙にインクを垂らすと、初めは画用紙の紙の上にインクが載っていますよね。でも、いずれは紙の中にインクが染み込んでいくんです。で、それからジワーって広がっていきますよね。

 

 

具体的なもの、具体的な見方、具体にとらわれていると想像が膨らみません。ボヤーっと物事を見るように、ボヤーっとした見方を人間関係に応用するんです。インクが紙に広がるように、人間関係に対する見方が広がるのではないでしょうか。

 

 

近くに寄っていると全体が見えません。よく見ようとすると、近くに寄ってしまいます。はっきりと見えるってことは、それは部分かもしれません。やはり、全体を見ようとすると、ある程度の距離を取らざるを得ないのです。

 

 

距離をとってみて、初めて見えなかったものが見えるようになります。それは相手の気持ちであり、自分の主観が外れた見方なのではないでしょうか。

 


 

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非行に走る子どもは自己中が多いです。頭が固く、自分の価値観に固執しています。周りの人間の価値観や考えを受け入れられず、自分を通そうとします。自分以外の価値観や考えがあること自体が、見えていないのです。自分が正しくて、自分以外の考えは間違いだという先入観から抜けられない状態です。

 

子どもは周りから吸収する度合いが強いので、子どもの成長は周りの大人次第の側面があります。「周りの大人が自己中から脱し、素直な頭を持つ事で、接する子どもにも好影響を与えよう」というのが、この小冊子の狙いになります。

 

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