イライラをなくすには、自分一人の時間をいかに持つか
子どもの非行をなくすには、生活の中に歪みをなくすことが大事です。歪みっていうのは、無理をしないってことです。余裕を持つことです。確かに現代だと皆んな忙しく生活していると思います。ギリギリでやっているのが現状のはずです。暇な時間があったら、何かしら穴埋めをしたくなります。習い事もそうですし、最近では副業なんかもそうでしょうか。空き時間を使って、自分の気になることを埋めているのが現代です。
ですけど、そこで余裕を持つのって大事なんです。余裕がないと、どこかしらでしわ寄せがくるんで。時間的にもそうですし、エネルギー的にもそうですし。常にピンと張り詰めていると、その分をどこかで補わないといけない。
だから、自分一人の時間に重きを置くことをしなければならないんです。自分一人の時間を取るって、現実には難しいですよね。周りからは理解されづらいし、どこかしら罪悪感もありますし、なんだか寂しい感じもします。でも、これっていうのも、自分の思い込みである場合が多いです。いちばんのハードルは自分で作っているんです。自分で自分の行動を制限してしまっているんです。
自分一人の時間をためのファーストステップは、これも気づくことでしょうね。思い込みを外すこと。制限しているのは自分の精神的なブロックでしかないことに気づくことです。よく「気づくことが難しい」なんていわれます。気づいてさえしまえば、あとはどうとでもなります。
例えば、怒りっぽい人が穏やかになるためのしなければならないのは、自分が怒りっぽいってことに気づくことです。というのも、気づいてすらいないのが一番の問題だからです。
ダイエットする人も、「自分が太っている」ってことに気づいて初めてやる気になります。徐々に暖かい日が増えてきた5月。これから夏に向けて薄着になるという季節。そんな時に鏡で自分の体型を見て思うのが、「あ、太っている」ということ。そこから「ダイエットしなきゃ」と考えます。
気づくことなんです。気づけさえすれば、あとは目標に向けて進むことができます。
一人になるための方法っていうのも、まずは気づくことです。自分は一人の時間も作らないで、時間を無駄にしている。家族との団らんこそが大事だ無理に思おうとしていた。孤独は寂しいと勘違いしていた。一人でいると、周りから変な目で見られると思っていた。
一人でいることが大事だと気づければ、方法は以外と転がっているものです。転がっているものは、自分で見つけなければなりません。人からこうだと言われたものって、なかなかものになりません。自分で工夫して、苦労して、トライアンドエラーの中で、一人の時間を作っていくんです。
仕事などの、嫌だけどしなければならないことをする時間を、できるだけ早めに切り上げて。できることならしたい、趣味や習い事の時間を削って、一人でいることの優先順位を上げて。周囲の理解がないのであれば、周囲から理解されるように、他で補って。そうやって自分で考えて、工夫して作り上げるのが一人の時間です。
一人の時間ってのができると、生活に余裕を感じられます。苦労して無理に作っている時間でも、一人の時間があるだけで、それは余裕になるんです。不思議な感じですよね。無理に作っている時間でも、一人の時間ってのだけは特別なんです。無理に入れたものでも、苦労して作り上げたものでも、それでも一人の時間ってのは、生活に余裕を感じさせてくれます。生活に余裕があるってことは、歪みがないということなので、子どもに無理をさせることもなくなります。子どものことも含めて、余裕を持って見ることができるようになります。
ポイントは、一人の時間です。一人の時間を作ると、それだけで生活に余裕ができます。そして、一人の時間を作るための一番のハードルは自分の精神的なハードルでしかないんです。一人の時間の価値に気付けるかどうか。いかに無駄な時間を過ごしているかに気付けるかどうか。優先順位に気付けるかどうかです。イライラは、一人の時間を持つことでなくすことができます。
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プレゼントの無料小冊子を更新しました。「子どもの非行を防ぐための素直な頭のつくり方」です。
非行に走る子どもは自己中が多いです。頭が固く、自分の価値観に固執しています。周りの人間の価値観や考えを受け入れられず、自分を通そうとします。自分以外の価値観や考えがあること自体が、見えていないのです。自分が正しくて、自分以外の考えは間違いだという先入観から抜けられない状態です。
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