子どもの非行は何歳から出てくるの?
「小学校低学年の子どもが万引きをした。これって早い方?」
「子どもの非行は何歳から現れるの?」
子どもを持つ親として、非行の年齢というのが知りたいところであります。すでに子どもが非行に走ってしまった親なら「うちの子は年齢的に早い方なのか」等が気になりますし、まだ子どもが非行に走っていない親なら「心構えとして、何歳くらいから非行は見えてくるのか」等が気になると思います。
警察庁がホームページで公開している少年非行情勢によると、平成26年の触法少年(14歳に満たないで刑罰法令に触れる行為をした少年)の総数は、11,846人です。
これを年齢別にみると
8歳以下 846人
9歳 536人
10歳 725人
11歳 964人
12歳 2,194人
13歳 6,581人
となっています。
小学校低学年から徐々に増えていき、12歳から急に増え、13歳からもっと増えます。12歳という年齢は、小学生と中学生が混ざっているので、中学生から大きく非行が増えると捉えられます。
小学校と比べて、中学校は格段に世界が広がります。行動範囲が広がり、親元から離れる時間も増えます。友人の数も増え、小学校時代にはなかったタイプの友人とも交流を持つようになります。
その中で
・仲間と虚勢を張り合っているうちに行為がエスカレートする。
・家庭にも学校にも居場所がなくなる。
・死に異常な関心を持ち、人を傷つける。
等が出てくるのだと思います。
非行が現れるのは、子どもの世界が広がる中学校時代に多いようです。
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