「子どもが万引きをやめない。」と友人が相談してきた。なんと答える?
まず、今すぐ止めさせるべきだと考えます。
万引きは犯罪です。犯罪を野放しにしておいて、良いことはありません。悪くなるだけです。「これくらいなら、してもいい。」という感覚がどんどん広がり、犯罪のスケールがエスカレートしてしまうでしょう。
子どもは、小学校低学年よりも小学校高学年が、小学生よりも中学生の方が、可逆性が低くなります。小学生なら短期間に治るものが、中学生ではなかなか治らないことがあります。小学校低学年なら、早期に犯罪の目をつむことになります。ぜひ早めに万引きをやめさせましょう。
では、どうやってやめさせならいいのか?意識を改革することです。「やってだめだものはダメ」の精神です。時間はかかりますが、確実に子どもを非行から遠ざけることができます。
細かいところからも変えていきます。親御さん自身が、ルール違反をしても「これくらい大丈夫」という行動を、子どもの前でとっていませんか?細かいルールも守りましょう。細かいルールを守ることが、大きな犯罪を犯すのをやめる動機になります。
ルール違反をしがちな例として、車の運転が挙げられます。相手が見えない分、好戦的になって、自分の意思を通そうとします。ルールを守って、冷静に運転しましょう。
意識は行動を変えます。行動は習慣を変えます。ヒト一人の習慣が変われば、それはその人の運命をも変えることになります。
子どもの万引きをやめさせるには、親御さんの意識を変えることがまず初めです。
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