不審者扱いされても、弱者に声をかけるべき理由(2)
2015.06.19 (金)
相手や周囲から不審者扱いされても、弱者には積極的に声をかけるべきです。
その一つ目の理由として「声をかけなければ、本当の事はわからないから」です。
道端で困っている様な人を見つけたとして、遠目に見ているだけでは、その人が本当に困っているのかどうかはわかりません。別に助けはいらないのかもしれない。でももしかしたら、助けを求めているのかもしれない。実際に声をかけてみて、確認してみるべきです。
例えば防犯ベルを鳴らしている子どもがいたとして、その子どもが助けを求めているかどうかは、声をかけてなければわからない事です。色々なケースが考えられます。何か困った事があって、防犯ベルを鳴らしているのかもしれない。今まさに犯罪者が近くにいて、危機がせまっている状況なのかもしれない。しかし間違って防犯ベルを鳴らしてしまっただけかもしれない。鳴ってしまった防犯ベルの止め方が知りたくて、助けを求めている事も考えられます。
助けを求める人は、あからさまに「助けてください。」という顔はしていません。みんな、何気ない顔をしています。とっつきにくそうな顔をしている人もいます。でも、そういう顔をしている人にかぎって、助けを求めているものです。顔に出せるくらいなら、とっくに声に出して「助けてください。」と言っているはずです。でも恥ずかしいのか、周りに気を使っているのか、「助けてほしい」という意思は、周囲にアピールできないものです。
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