不審者扱いされても、弱者に声をかけるべき理由(3)
2つ目の理由として、不審者扱いされても、大した不利益にならないからです。
不審者扱いされた際の不利益として、まず110番通報されることが考えられます。
110番通報されると、警察官が現場に来ます。ですが警察官に囲まれて職務質問されても、犯罪者ではないことがわかれば、すぐにその場で職務質問は打ち切られるはずです。
警察官は、免許証等の身分証明書で名前を確認したり、持っているものを出させて所持品検査したり、(車や自転車に乗っていれば)積載物を確認したりします。ですが身分や住所がはっきりしていて、ナイフ等の凶器や、犯罪被害品と考えられる様なものを持っていない限り、すぐに警察官は行ってしまいます。
「不審者」の110番通報があって警察官が来ても、名前や所持品等を確認した結果、「犯罪者」でない事がわかれば、警察官はすぐに立ち去ります。冤罪はまずありません。やましい事がない限り、警察官の職務質問は怖くありません。
不審者扱いされた際の不利益として、次に「周囲の目」があります。
その場に居合わせた人たちから白い目で見られる可能性があります。警察官が来て、警察官に囲まれでもしたら、目立ってしまって、余計に白い目で見られてしまいます。・・が、それだけです。「不審者扱いされて、周囲の目が気になる。」と言っても、実際には、実体のないものです。仮に近くに知り合いがいて、状況を見られたとしても、説明すればいいのです。
声をかけないでいて、もしも相手が犯罪に巻き込まれてしまったら、その不利益の方がよっぽど大きいはずです。
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