子どもの非行を防ぐ考え方とは

2018.10.24 (水)

子どもの非行を防ぐには、物事を抽象的に見ることが必要です。抽象とは曖昧でモヤモヤしたものなので、応用が効きます。解釈の自由度が高いのです。ですから柔軟に物事を考えられるし、相手に合わせて柔らかく対応することができるようになります。

 

 

抽象的に考えることをすると、正解不正解がなくなります。線がなくなるのです。それまで正解だと思っていたものが不正解だったり、それまで常識だと思っていたものが常識ではなくなったり、それまで当たり前だと思っていたものが当たり前ではなくなるのです。

 

 

というのも、正解や不正解というものも切り口次第だからです。物事をどの角度で見るか、どの角度できるか、どの切り口で切るか、次第で白にも黒にもなるからです。

 

 

例えば「イヌ」というのは抽象的でしょうか、具体的でしょうか。人それぞれだと思います。「イヌ」と聞いて具体的だと思う人もいれば、抽象的だと思う人もいるでしょう。実際、どっちとも取れます。切り口次第です。

 

 

「秋田犬」とか「ブルドッグ」という言葉と比べると抽象的だし、「哺乳類」とか「動物」という言葉と比べると、よっぽど具体的です。

 

 

先日、オセロで世界チャンピオンになった小学生がいました。オセロの世界選手権で、日本の小学生が優勝したのです。この小学生は福地くんと言います。多くの親がこのニュースを見て、「自分の子供も福地くんのようになって欲しい」と思ったことでしょう。

 

 

「福地くん」のようになって欲しいと思ったところで、具体的世の中を見る人は、「自分の子どもにオセロを習わせよう」という発想になるのではないでしょうか。はっきり見える「オセロ」というものにまず目が行くのではないでしょうか。

 

 

ですが、この裏側にあるのは、私は「子どもの興味をうまく引き出す」とか「好きを追求させる」ということだと思います。物事の本質っていうもはモヤモヤしていて曖昧なものです。表面に現れる見えやすいものにとらわれていては、物事の本質を見失います。

 

 

・・とまあ、ここまでが単純な私の考えなんですが、この考えも、抽象化思考的には、すぐにひっくり返るものです。切り口次第なんです。「オセロをさせる事」は悪いことでもなんでもありません。考え方次第では、オセロをさせることに抽象的な意味も見出せるのです。

 

 

例えば表面の白黒をひっくり返すだけの様に見えるオセロですが、その奥にはとてつもなく広くて深い世界が広がっているはずです。このオセロの奥深さ、戦略の広さ、を見えている人、これに気づいている人は、オセロをもっと抽象的に捉えることができるでしょう。オセロの本質を見えている人は、オセロの具体的な側面でなく、もっと奥の部分を見ている、ということです。

 

 

この様に、物事を抽象的に考えると、正解不正解はなくなります。それまで白と思っていたものが、簡単に黒にひっくり返ります。物事に常識非常識、正解不正解はなく、全ては切り口次第、味方次第、なのです。

 


 

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非行に走る子どもは自己中が多いです。頭が固く、自分の価値観に固執しています。周りの人間の価値観や考えを受け入れられず、自分を通そうとします。自分以外の価値観や考えがあること自体が、見えていないのです。自分が正しくて、自分以外の考えは間違いだという先入観から抜けられない状態です。

 

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