最近の子育てのトレンドとは

2017.09.29 (金)

子どもの教育を考える際に、「自由」か「躾け」かが永遠のテーマで存在していると思います。

 

 

自由…自分で決めさせる 放任 主体的 自主的 わがまま クリエイティブ 楽しさ重視

躾け…忍耐強い 我慢 勉強している 主体性がない 礼儀正しい 保守的

 

 

やや言葉足らずですが、概ねこのような傾向があると思います。自分で決めさせ、あまり口出しせずに自由奔放に育てるのがいいのか。言うべき時はガツンと言い、子どもに厳しさを覚えさせるのがいいのか。

 

 

自由と躾けそれぞれが両端に存在します。子育てはその線上を、その時々でどっちよりの選択をするかというバランスが求められます。最近では、やや自由の方に重みが置かれている傾向があると思います。

 

 

昭和時代の父親に厳しく育てられた世代が親になり、昭和時代の父親像を反面教師としているからでしょうか。自身の経験から「自分の子どもにはあんな風な教育はしない」「厳しく育てられても得られるものはない」と感じているからでしょうか。

 

 

ですが、子どもに「勉強するかどうか」と選択肢を与えても、子どもは「勉強はしない」と楽な方を取るものです。我慢してわざわざ辛い方を選ぶ子どもは滅多にいないでしょう。

 

 

いくらインターネットが発達しても、将来において学力が必要なくなることはありません。勉強をおろそかにして自由な発想ばかりを求めていても、社会を引っ張るような発想は生まれません。クリエイティブな発想の土台には、やはり基礎学力が必要なのだと思います。

 

 

「基礎学力は必要、だけど自分で決めさせるという主体性も大事。」である場合、小学校低学年は躾けの割合を多く、高学年になるにつれて、徐々に自由な割合を多くし、中学生になればほぼ自分で決めさせる、のがいいのかと思います。

 

 

小学生のうちに躾ける部分は全て躾け、中学生になった後は自主性9割でいく。中学生で自主性9割は早い気もしますが、最近の自由重視のトレンドを見ると、規制する部分は小学生までで終わらせなければならないのかと思います。

 

 

小学校低学年のうちは躾け重視、高学年になるにつれて自由の割合を増やし、中学生になったら、あとは自主性9割。と考えております。

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