非行と少年犯罪は違うのか

2017.09.30 (土)

非行の中に少年犯罪があります。非行という大きい枠の中に、少年犯罪という枠があるのです。

 

 

 

まず非行少年とは何かというと、犯罪少年、触法少年、ぐ犯少年、の3つの事を言います。以下少年方の写しになります。

 

(1)犯罪少年

罪を犯した(刑罰法令に触れる行為をした)、14歳以上20歳未満の少年

 

(2)触法少年

刑罰法令に触れる行為をした、14歳未満の少年

 

(3)ぐ犯少年

保護者の正当な監督に服しない性癖があるなど、一定の事由があって、その性格又は環境から判断して、将来、罪を犯し、又は刑罰法令に触れる行為をするおそれのある少年

 

 

ですので「非行」とは、犯罪少年たらしめた行為、触法少年たらしめた行為、ぐ犯少年たらしめた行為、の3つの行為のことを言うのです。つまり、14歳以上20歳未満の少年の刑罰法令に触れる行為、14歳未満の少年の刑罰法令に触れる行為、ぐ犯行為、になります。

 

 

それに対して少年犯罪とは、おそらく犯罪少年たらしめた行為のみを言うのだと思います。つまり、14歳以上20歳未満の少年の刑罰法令に触れる行為、のことです。刑罰法令に触れる行為とは、窃盗や暴行などになります。

 

 

参考までに、非行にしろ少年犯罪にしろ、その定義を求めると使い勝手が悪くなってうまく使えません。

 

 

法律の専門家でもない限り、厳密に定義を求めて法律用語を使うのはあまりオススメできません。「なんでこの場合は当てはまるのに、あっちの場合は当てはまらないのか」という言葉遊びに落ちいってしまうからです。

 

 

 

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