公的立場の人間は相談相手としていかがなものか(1)

2015.07.06 (月)

児童相談所、市役所、警察、などなど、子育てでもなんでも、相談相手として真っ先に候補になるのが公的な機関です。私もネットで情報や相談相手などを探す際、まず公的機関を検索・把握してから、他の相談相手を探すことが多いです。

たしかに、公的機関には信頼がおけるのかもしれません。「見ず知らずの個人に相談するよりいい。」とか「だまされることはないだろう。」というイメージが公的機関にはあると思います。そのイメージは当たっていると思います。公的機関は、基本的に個人情報以外はすべて公開対象なので、手続きがしっかりしており、そこで働いている人間は悪いことをしにくいです。民間の組織は玉石混合なので、ハズレを引いてしまうことや、場合によってはだまされてお金だけとられることも考えられます。

では公的な機関は、相談相手として適当かというと、そうではありません。相談相手としての公的機関には、公的感なりのデメリットがあります。

公的機関特有のデメリットのひとつに、相談に対して「深入り出来ない」というのがあります。相談者側から見れば、「親身でない」という意味です。公的機関で働く人々は、相談を受けた際に、その相談に対して深入りするのを嫌います。

それは、相談に深入りすることが、公的機関側で働く人にとってリスクだからです。もちろん、公的機関という組織としては「親身に相談を受ける」前提です。しかし、公的機関で働く人にとっては、相談に深入りすることはリスクなのです。

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