非行を防ぎ、素直な子どもへ

アメリカかどこかで、映画の中でタバコを吸うシーンが問題になっているという記事を読みました。確か子どもの喫煙を助長するという内容だったと思います。

子どもにとって害があるタバコをプカプカと格好良く吸っているシーンがあっては、子どもがタバコを格好良く思って、タバコを吸う子どもが増えるという理屈だと思います。

タバコももちろん子どもにとって害ですがもう一つ、私は子どもにとって害があると言いたいものがあります。

「車」です。

ヤンチャな車。速く走るような改造をしている車。ブルーライトで車内を照らしている車。窓が黒くなって中が見えないようになっている車。ヤクザが乗っていそうな車。男心を刺激するような車。騒音を出しながら走る車。暴走族のような車。型落ちの高級車。黒塗りの車。白塗りの車。エアロを取り付けている車。バイク。

この辺の車が子どもにとって害です。というのは、非行に走る子どもというのはこの様な車に憧れ、この様な車を乗り回し、社会に害を与えている場合が非常に多いからです。車に憧れるということは、結局は無理な運転をしているケースが多いのです。

憧れを持って車を購入して、無難に運転している人はいません。憧れの車を買ったなら、スピードを出して走りたくなるし、自分の存在を周囲にアピールしたくなるし、自分のドラテクを上げたくなります。

スピード上げたくなったり、ドラテクを磨きたくなって、わざわざ週末にサーキットを利用する人はほとんどいないはずです。憧れの車を買って、公道で無難に安全運転をしている人はいません。

子どもは車を運転することのリスクを知らなすぎます。リスクよりも憧れが勝り、車を持てる年齢に近くなった途端に無理な運転をしているケースをよく見かけます。

子どもに対して、無責任に車に対する憧れをあおる様な事が悪なのです。無理な運転をあおる様な車は、子どもの非行を助長し、社会に害を招く場合が非常に多いです。

タバコと同様に規制されるべきもの。それは車なのです。