子どもの非行の兆し2選・子どもが興味を持たないようにしよう
非行の兆し2選は、タバコとクルマです。
1 タバコ
子どもが非行に走るのを防ぐのであれば、タバコを吸うのは避けるべきでしょう。
当然、子どもに嫌煙を強いるのであれば、周りの大人も嫌煙を旨とするべきでしょう。周りの大人がタバコを吸っている中で、子どもだけがタバコを吸わないなんてことはありえません。子どもの周囲の大人がタバコを吸わず、タバコに対して親近感を持たせない事です。子どものタバコへのハードルがぐんとあがります。
私がタバコを嫌うのは、タバコを吸っている姿が生意気に見えるからです。口悪く言えば、「余裕こいてる」「調子こいてる」という表現になります。棒状のものを口にくわえ、煙を口から吐く姿を見て紳士的と思う人はいないでしょう。タバコを吸う行為は、周りの人に威圧感を与えやすいものなのです。
周りの人に威圧感を当たる行為ゆえ、いまだにタバコは非行少年・不良少年のマストアイテムです。「20歳以上」という年齢制限があるので、背伸びをして、周りに進んでいることをアピールしたい子どもにとっては、都合のいいアイテムと言えそうです。
2 クルマ
クルマはリスクが高いアイテムです。購入費と維持費が、とても片手間でまかない切れる額ではありません。しかも、いざ事故などのトラブルにあった際には、さらなる出費を覚悟しなければなりません。
交通トラブルにあえば、自分が怪我をするかもしれません。相手も怪我をしているのかもしれません。お互いに、壊れたクルマを直さなければならないかもしれません。その怪我もすぐに治るような生易しいものではなく、一生モノの傷かもしれません。壊れたクルマの修理費もバカになりません。
このように、使いこなすにはリスクの高すぎるクルマは、とても子どもの手に終えるものではないでしょう。購入費だけでいっぱいになるのではなく、ある程度余裕を持って購入費を捻出するべきです。が、子どもにはそれが難しいのです。背伸びをしたい子どもほど、購入費の割合を高く設定しがちです。
チンピラや不良少年などは、すぐ値段の高い、いい車を持ちたがりますが、彼らと同じ思考では間違いなのではないか、と常々思うのです。彼らと同じように威圧感のある車を持つことに憧れ、スピードを出して道路を走ることを繰り返し、交通弱者の迷惑になる運転に慣れることは、単純に格好悪いのだと思うのです。
車も今以上に、自然志向・ロハスを意識する時代がすぐにやって来ます。そのような、人間味がなくなった車が主体の社会になれば、クルマは非行のアイテムでは無くなるのですが。
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