すべての教育は「洗脳」である 〜 子どもの非行を防ぐためのブックレビュー
「何かしたい」けど「今はできない」人たちへの本です。
共感した箇所をいくつか。
「これからの時代に重要なのは「やりたいこと」のためにどれだけ本気になれるかだ。なぜなら、支持や共感を得られるのは、心からやりたいことをやっている人だけだからである」
「用意されたレールを飛び出し、未知の世界へと突き進む。それが本当の「学びの始まりだ。だから、「先の方にレールが見えない」状況は、自分の選択が正しかったことの証と言える」
「もしかしたら、「一見使えそうな」スキルや経験があなたにはあるかもしれない。でも、「これを素材として活かす事業でなきゃダメだ」と思っているのなら、むしろ捨てた方がいい。それは、あなたの本当の「やりたい」を妨げる持ち物だからだ」
私も今、まったく先が見えない状況です。将来がどうなるか予想がまったくできません。子どものこと、経済的なこと、未知です。ですが、それだけ可能性が広がっていると言うことかもしれません。どこにでも行けるし、何にでもなれるのでしょう。
20年先30年先の先輩を見て、「ああはなりたくない」「このままではダメだ」と思って行動し始めました。先を見て幻滅して、先の見えない道を選びました。
なのに先が見えないこの状況をトンネルの様だと思い、「いつかこの暗闇が晴れるのか」と期待していました。だけどこの常に不安がつきまとう状況は晴れないのでしょう。この先の見えない中で、頭と勇気を使って突き進むのが「レールのない世界」を生きるということなのでしょう。
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