子どもの非行を防ぐには、環境を○○にすべき

2017.04.01 (土)

子どもの非行を防ぐには、環境をオープンにすることです。家庭環境のみならず、習い事や学校などもオープンであるに越したことはありません。第三者を受け入れられる懐の深さを持ち、他人の視点も受け入れましょう。

 

 

確かに環境が閉鎖的であると気が楽です。家庭環境も、人付き合いが稀有で流動性がなくなれば、私たち親のやりやすい様に事を運ぶことができます。

 

 

ですが、閉鎖的だとどうしても歪みが生じやすくなります。オープンな環境で第三者の目があれば人目を気にして歪みを修正することもできるのですが、第三者の目がなければ「どうせ誰に見られるでもないし」と、歪みを放置しがちになります。

 

 

例えば「家の片付け」です。家庭におけるトラブルで相談を受けた時、その家庭を訪問してよく見る光景は、家の中に物が散乱している状況です。おそらく当人は「物が散乱している」という歪みに気がつかなかったり、気づいても「それほどでもない」と思っていたのでしょう。

 

 

私が訪問すると「散らかっていてすいません。」とは言うのですが、それまで第三者が尋ねる機会がなかったため、物が散乱する状況になったのだと想像できます。

 

 

環境をオープンにして風通しをよくすれば、自然と気も明るくなるものです。「モンモンと悩む」のと「閉じこもる」のスパイラルにはまると、気も悪い方向へ流れます。

 

 

いつでも他人を受け入れられる様にしておく意識と、受け入れた第三者の意見、それがオープンな環境をつくります。

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