非行の兆しを見せた子どもが、心を開くためのポイントとは
話しをしようとしてくれない相手と話しをするには、相手に心を開いてもらわなければなりません。相手に心を開いてもらうには、相手に共感することがポイントになります。
非行、うつ、登校拒否、いじめ。これらの問題に対処するには、当事者に動いてもらわなければなりません。当事者が重い腰を上げ、一歩を動かすことが解決につながります。
しかし彼らは、なかなか一歩を動かすことができません。当事者に動いてもらうには、どのように話しをしたらよいでしょうか。
相手に心を開いてもらって、話しを聞いてもらうには、まずは相手に共感することです。安心感を与えることです。人は共感してうと、安心感を得られます。「話しを聞いてくれるかも」「話をしてもいいかな」「なんだか話しやすいな」。そんなことを感じることが、初めの一歩になります。
問題を見つけて、解決に向けてこちらの意図を伝えるのは、相手に共感して、心を開いてもらった後になります。
相手に共感することは、相手が大人と時だけに使うものではありません。相手が小学校低学年の子どもでも、まずは共感することです。小さい子どもは素直なので、心を閉ざすのは一瞬です。こちらの小さな態度、雰囲気から感じ取った感覚に素直に従います。
家族でなければ頻繁に会うこともできないので、話をする機会も限られます。少ない機会をものにしなければなりません。
相手が小さい子どもでも、小さい子どもであるからこそ、共感を示して心を開いてもらうことが次の話に繋がります。
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