小学校低学年の子どもの非行防止、その原因や心理の理解のためには、◯◯を取得できる環境が必要

2016.01.10 (日)

外国の様子はわかりませんが、日本の職場は、休暇を取得することに対する理解が本当に遅れていると感じます。

小学校低学年の子どもの非行防止、その原因や心理の理解のために必要なのは、休暇を取得できる環境です。

とにかく休暇が取得しにくい世の中です。上司に休暇の取得で相談すれば、「休暇を取得する理由は?」「仕事は間に合うのか?」などと質問攻めにされます。
休暇を取得するのに、いちいち上司が納得する理由を言わなきゃならない事に違和感を感じますし、色々と質問される時点ですでにハラスメントを感じます。「きちんとした理由がなければ休暇が取得できないのか?」と聞きたくなります。我々サラリーマンは聖人君子ではないので、仕事大好き人間ではないのがほとんどです。仕事がなければ家でイラックスしたり外に遊びに行きたいのです。「家でゆっくりしたいから」「子どもと遊びに行きたいから」などと本心を言える職場環境でありたいですね。
だいたい職場の人間が休暇を取得するというのは人員が減るわけですから、その分仕事にとどこおりが出るのは当たり前です。組織の人間が休暇を取得すれば、人員が減るのは予めわかっていることです。誰も休暇を取得しない前提で組織の人員を配置しているから、休暇の取得が痛手になるのです。

最近、国会議員が育児休暇を取得しようとして話題になりました。国会議員が育児休暇を取得することにはなんら問題はありません。話題になることに違和感を感じます。国会議員も人間であり聖人君子ではありません。人並みに欲求があります。なのに聖人君子である事を前提にして行動する事を求められるので、その分どこかにシワができるのです。丸い形の物を四角い入れ物に無理に入れようとするから、シワができる様なものです。あらかじめ丸い入れ物を用意しなければなりません。国会議員も人並みの人間である事が前提であれば、予めそれに対処した働きを求められるので、その中で業務を効率化したり改善していくべきなのです。
インターネットニュースのコメント欄には賛否両論さまざまな意見が投稿されており、国会議員の育児休暇を認めないコメントの投稿もありました。万人が分け隔てなく権利を行使でき、フラットな社会であってほしいです。

インターネットがこれまでの序列を壊し、よりフラットな社会をつくろうとしています。情報や仕組みは一部の限られた者のものでなく、万人のものになりつつあります。特権というものがなくなってきています。サラリーマン、被雇用者、組織人は、もはや弱い立場ではなく、経営者、雇用者、組織の幹部とフラットな関係に移行するはずです。休暇を取得できる職場環境が社会に広がることを望みます。

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