子どもを非行に走るのを防ぐには何が必要か
子どもが非行に走るのを防ぐには、リーダーシップを育むことが必要です。易きに流されない自分の倫理観を持つこと。それを崩さない勇気。周り巻き込んでいける様なうまい立ち回り方、です。
大抵の子どもには倫理観が備わっています。何が悪くて何が良く無いのか。「こんなことはしてはいけない」という尺度です。ですが集団の中でそれを発揮しようとしても、なかなかできるものではありません。自分一人だと戒めることはできるのですが、他の人間も大勢いる中で自分の倫理観に沿って行動するとなると、なかなかできるものではありません。
うまく自分の倫理観に沿って行動するには、リーダーシップが必要です。場の流れを変えられる力です。集団の方向を決められる力です。集団が良く無い方向に向かおうとしている時に、集団もろとも良い方向に持っていける能力です。
これを育むには、リーダーシップを意識した子育てが必要なのだと思います。リーダーシップを発揮した時にうまくほめられる周りの環境です。急に「リーダーシップを発揮しろ」と言われてできるものではありません。発揮したリーダーシップの芽をうまくすくい上げてくれる、小さいうちからの環境が必要なのです。
そのためには、リーダーシップに対する周囲の理解です。周りの人間がリーダーシップを実践できない中で、子どもに「お前はリーダーシップ」と言っても意味をなしません。リーダーシップを発揮できる人をモデルとしてもらうことが、子どもにリーダーシップを育む鍵となります。
子どもを非行に走らせないためには、リーダーシップを育むことが必要なのです。
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