子どもが非行に走るのを防ぐ、素直な頭の作り方とは
私は、非行の兆しを見せた小学校低学年の子どを、素直に成長させる専門家です。素直とはどんなモノでしょうか。私の考える素直とは、その根幹にあるのは「自分は間違っているのではないか」という思いです。これが、素直な頭の土台になると考えているのです。
非行に走る子どもは、素直さとは真逆にいます。頭が固く、頑固で、視野が狭く、自分が正しいと思い込んでおり、自分以外の価値観があることを知らず、幼く、頭の柔軟性がなく、応用が効かず、攻撃的です。
これらの特徴を持った子どもに効く薬が、「自分は間違っているのではないか」という考えなのです。「自分は間違っているのではないか」と思う事ができた子どもは、非行に走る事がなくなり、素直に成長する事ができるでしょう。
頭が柔らかく、その場面場面で応用を使い、相手を尊重し、視野が広く、自分以外の価値観が存在することを理解しており、自分と自分以外は別という事も理解しており、威圧的な態度を取ることもないのです。
素直な頭を得るには、まずは自分を疑う事です。「自分は間違っているかもしれない」と思う事ができるから、相手を尊重し、視野も広く、攻撃的なところがなく、自分以外の価値観が存在することを理解しており、冷静さのある人間になる事ができるのです。
昨今、「周りに流されない」生き方が注目されていますが、重要なのはバランスなのでしょう。非行に走らない素直さの根幹にあるのは、「自分は間違っているのかもしれない」という考えなのです。
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