警察が厳しい採用状況を乗り切るためには〜警察官千葉とうしろうの「ねらい目」
インターネットラジオ・警察官千葉とうしろうの「ねらい目」の12回目です。
前半のコーナー「今日のねらい目」は、警察組織で問題になっている採用状況についてです。警察では、採用状況の厳しさが問題とされています。募集枠に対して、応募してくる人数が少ないのです。競争倍率が低くなり、それが人員の質の低下につながるのではないか、と組織は心配しています。
もしかしたら、警察組織はこれを「好景気の時は相対的に公務員の人気が下がる」などと間違えて捉えているかもしれません。それは景気に左右されるような問題などではなく、「本音と建前」に関わる問題です。本音と建て前がかい離しており、本当に欲しい人材に、組織の実態が伝わっていないのです。
警察組織に必要なのは、「警察は違う」などと自分たちの組織を特別扱いせず、面子を気にしたりせず、本音を話すことです。本音を話すことにより、説得力、共感、リアルが話しに乗り、警察と学生(社会人)のベストマッチが生まれるのです。考えなしに「倍率が低下している」と嘆く必要はなく、必要な人の元に、必要な情報が届けば、それに越したことはありません。
後半のコーナー「本のねらい目」は、「超集中力」を紹介しています。選択肢を減らす事が、集中力の維持になります。集中力の源であるウィルパワーは時間とともに消耗し、睡眠や食事などで回復します。ウィルパワーの消耗で代表的なのが、選択肢です。
集中力をうまく使うには、際限あるウィルパワーの消費を減らし、大事なところで集中力を発揮しなければなりません。ウィルパワーを消費する代表は選択肢です。ミニマリズムにもつながる考えです。モノを減らして、選択肢で悩むことを減らすのです。そうすれば大事な場面で集中力を発揮できます。
未来は小さな一歩から。こちらの内容は、各業界の専門家がインターネットラジオやユーチューブを通して番組を提供する「これから放送局」でも視聴できます。これから放送局はこちらからお楽しみください。
関連する投稿
- 運転に必要なのは覚悟である〜警察官千葉とうしろうの「ねらい目」
- 忘れることは、抽象化の一つである〜警察官千葉とうしろうの「ねらい目」
- 数字で結果を求めること〜警察官千葉とうしろうの「ねらい目」
- パトカーの中は〜警察官千葉とうしろうの「ねらい目」
- どうして警察から個人情報を聞かれなくてはいけないのか〜警察官千葉とうしろうの「ねらい目」
現在の記事: 警察が厳しい採用状況を乗り切るためには〜警察官千葉とうしろうの「ねらい目」