毎日小学生新聞と読売KODOMO新聞、どっちが面白いか比べてみた

2019.06.15 (土)

最近、小学生新聞を撮ろうと思っていて、それで今回、毎日小学生新聞と読売KODOMO新聞を比べみました。こういう、どちらかを比べるような記事って、結論を出さないのが多いと思うんですよ。最後は「好みは読者次第ですね」みたいな。そんなの当たり前ですよね。好みは読者次第。そんなのは前提で書くのが文章であって、何かを訴える記事だと思うので、結論は出します。

 

 

以前、毎日小学生新聞と朝日小学生新聞と比べて、そのときは「毎日小学生新聞の方が面白い」っていう結論を出したので、今度は毎日小学生新聞と読売KODOMO新聞を比べてどっちが面白いか、です。

 

 

このコラムのタイトルが「どっちが面白いか」なので、純粋に面白い方です。読売KODOMO新聞の方が面白いですね。うん。「毎日届く新聞と一週間に一回届く新聞の違い」といってしまえばそれまでなんですけね。

 

 

読売KODOMO新聞は深いですね。これと比べると、毎日小学生新聞の方が浅くなってしまう。時事的な記事もあり、時事的ではない記事もあり、どれも読売KODOMO新聞は、毎日小学生新聞よりも深掘りされた記事が載っています。30代の私が読むと、読売KODOMO新聞の方が面白いって結論になってしまいますよね。毎日小学生新聞では物足りなさを感じます。

 

 

ハードルの低さはもちろん、毎日小学生新聞の方にあります。見た目、余白の部分が多くとってあります。本を開いた瞬間に文字がドバッと飛び込んでくることに拒否感がある子どもなんかは、余白があるシンプルな作りの新聞の方が読む気にさせるんでしょうね。

 

 

というのも、今でこそ文字だらけの本に対して、読む意欲が湧く私ですが、小中学校の頃は、文字だらけのページというものに対して戦意を失う性分だったんです。読む気にすらなれない。「よくこんなのを読む人がいるな」と、まるで違う性質を持った宇宙人のように、文字だらけのページを読む人を見ていました。

 

 

読売KODOMO新聞は、もちろん写真の載っているんですが、それでもページを見た瞬間の文字の多さを感じますね。確かにある種のストレスは感じます。文字を読むことが基本的にはストレス行為なのだとすれば、読売KODOMO新聞のページを見た瞬間に感じるものは明らかにストレスでしょうね。「読むのにはある程度の集中が必要だな」「集中するにはエネルギーがいるな」「読み切るには時間も必要になるな」っていう。

 

 

だけど「文字が多とその分、得るものも多い」「乗っている情報を頭に入れるだけの価値がある」って分かっているから、それまでの経験から予想がつくから、読む気になるんです。「読んでみようかな」という気にさせてくれる。そんな想像がつかない子どもには読売KODOMO新聞は厳しいんでしょうね。読んだ後の期待よりも、読む前のストレスの方が大きくなってしまう。

 

 

小学生の頃に、辞書を開いたときのことを想像してみてください。辞書を開くと、文字が飛び込んできますよね。細かな文字がびっしりと載っている。文字の羅列ばっかり。どこから読んでいいのかもわからない。どこに何が書いてあるのかも想像がつかない。読む前から気持ちが萎えてしまう。子どもながらに「これって読む位見るの?」とか「他にもやりたいことがあるのに、あえてこれを読む価値ってあるの?」って疑問を持たせる、あの文字の羅列。

 

 

それっていうのは、写真では補いきれないものなんですよね。写真だけ見て終わってしまうような。子供の頃は、野球やバスケの雑誌を買っても写真だけ見て終わっていたと思います。細かな文字の羅列はなかなか読まない。そっちまでエネルギーが回らないんです。読んでいる最中に「ストレスでしかない」と感じてしまうから。文字を読みなれない小学生に読売KODOMO新聞を進めるってのは、そんなストレスのある行為なのだと思います。

 

 

さて、結論としては、面白いのは読売KODOMO新聞でしょうね。ページを開いた瞬間の文字の密集具合。書いてある内容に期待したくなります。それが20ページもあるので、手に持った際の重さも感じる程です。

 

 

子ども向けの新聞を取ろうと考えている人に参考になればと思います。

 


 

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