組織で求められるマンパワーとは何か

2016.12.07 (水)

警察組織というのは、ひたすら「昭和の組織」です。30年前と同じことをひたすら繰り返します。30年前にできた制度をいまだに強襲していますし、これからも強く強襲する事が正義だと考えています。

 

警察組織がいうのは、いまだに「要となるのはマンパワー」です。これがどういう意味かというと

 

「気合と根性で仕事をしろよ。」

「無給で長時間働けよ。」

「休みなく働く事が美徳だぞ。」

 

という意味です。

 

求められているのは姿勢であって、成果ではありません。「口では成果を出せ」といいつつ、求めているのは「気合と根性で成果を出そうとする姿勢」なのです。

 

先輩よりも早く出勤している姿勢を見せる事が大事です。いつまでも帰らず、先輩よりも遅くまで机に座ってキーボードを打つ姿勢が大事です。

 

求められるのは「阿吽の呼吸」です。組織は本音を言わずに建前を言うことで機能します。建前を言われる側に求められるのは、相手の本音を察し、見た目は建前と矛盾しないように、だけど本音の部分も十分に汲んだ姿勢なのです。

 

例えば方針として「治安維持のために〇〇をする」と言われるとします。本当はその〇〇で治安が改善や維持できるとは、言う方も言われる方も思っていません。慣習に習ってしているだけです。

 

なので、そう言われた際に部下に求められるのは、「形の上では〇〇で成果を出したように見える事を、ひねり出す事」なのです。ツーと言われたらカー。建前で言われたら建前で返すのです。

 

求められるのは、機械では理解できないであろう、人間味が溢れたマンパワーなのです。

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