組織で求めらるホウレンソウとは

2016.12.08 (木)

組織では「報告連絡の徹底」が大事です。上司に悪いことほど早めに報告し、みんなで共有しなければならないことは連絡しい合い、些細なことでも知っている人に相談することが推奨されています。

 

ですが「報告連絡の徹底」というのは、組織において往々に「何かをしようとするときは根回しをしなければならない」と解釈されています。とくに「報告連絡の徹底」と言われる立場の人間よりも、言う立場の人間に限って、根回しを求めるのです。

 

組織では、荒波をたてる事が嫌われます。例えば新しい考えを述べるには、荒波をたてないように述べなければなりません。荒波を立てると今までの慣習が壊されてしまいます。それが組織にとってはわずらわしいのです。

 

ですから新しい考えを述べようとしたら、荒波が立たないように事前に根回ししておいて、いきなり聞いて驚く人がいないような状態を作らねばならないのです。

 

「報告連絡の徹底」とは、根回しをする事なのです。

 

例えば急に新しいことを言っても組織は受け入れることはできません。それが善なのか悪なのか、組織が判断するには並々ならぬ時間がかかります。組織に判断を急がせることは完全なる悪です。

 

組織が少しでも急かされることがないよう、根回しをするのです。そうすれば、組織は大上段に構えてゆったりとしていられます。一番おそれるのは、「聞いてねぇぞ。」と言われることです。これは、「そんな事を急に言われても判断できないから困るよ。」という意味です。

 

組織では「根回し」をすることが、求められているのです。

 

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