子どもの非行を防ぐため、子どもに促したい3つの行動とは
非行を防ぐためには広い視野
子どもの非行を防ぐには、広い視野を身につけることが必要です。非行に走っては、人生の限りある時間を無駄にすることになります。子ども自身が自分の時間を有効に使うためにも、広い視野を持つことが必要なのです。
自分の周りの狭い範囲で生活していては、狭い範囲にあるものが世界になってしまいます。ですが大抵、興味が湧く対象であり、なおかつ人生において有利なものとは、自分の周りにはありません。遠くまで行って探した先にあるものです。
広い視野を身につけるに子どもに促す3つの行動とは、多様な人間関係、多様な経験、読書習慣の3つです。
多様な人間関係
多様な人間関係とは、色々なイベントやコミュニティに参加することです。自分とは違う考え、自分の家族とは違う価値観、自分の周りにはいない年代の人。そんな人たちと接し、話して、多様な人間がいることを認識することが、視野を広げます。
人間は面倒臭がりなので、油断していると、どんどん人間関係は狭くなっていきます。居心地のいいコミュニティにしか顔を出さなくなります。自分が居心地がいいと感じる外のコミュニティにも参加し、多様な人間と接することが必要なのです。
多様な経験
多様な経験とは、旅をしたいり、習い事をしたりです。遠くに行けば、それだけで違う世界を感じることができます。街並みや周りの景色がいつもの日常と違うだけで、「自分の住んでいる世界の外にも多様な世界が広がっている」ことを実感できます。
習い事にしても、まずは浅く広くがいいのではないでしょう。習い事は、習い始めが最も伸びる時期です。芽が伸びる範囲を限定せず、広大な土地に芽を次々に育てれば、視野が広がるでしょう。
読書習慣
読書習慣は、最も手身近に視野を広げることができる方法です。人と会うようなわずらわしさや、遠くまで行く面倒がないのです。本を開けば、手の中でいくらでも外の広大な知の世界に踏み込むことができます。
読書は習慣にしてこそ、本領を発揮します。何年もかけて本を読み上げれば、積み上げた本はアナタの頭の中に、知識という価値を蓄積することになります。多くの問題の答えは、本に書いてあるものです。読書を習慣にすれば、突き当たる問題に解決策を提示することができるようになるのです。
子どもの非行を防ぐには、視野を広げることが必要です。そのために、多様な人間関係、多様な経験、読書習慣が必要なのです。子供だけに口を酸っぱくして言っても、押し付けにしかなりません。まずは周りの大人が、これらを身につけるのがいいでしょう。
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