むだ死にしない技術 〜 子どもの非行を防ぐためのブックレビュー
「病気を予防することに気を使ったり金を使ったりすれば、もっと健康に生きられますよ」という本です。著者も、人間ドックや歯医者などに定期的に通っており、健康に気を使っている様子です。
たとえガンなどを患っても早期に発見できるようにし、またガンに発展するような病気をすぐに治療できるようにしているとのこと。
病気は、患ってから治療するよりも、予防して患うこと自体を防ぐことの方が、圧倒的にコストもエネルギーもエコだということです。
ガンにしてみても、普段健康に気をつけていない状態で突然、医師から告げられるよりも、定期的に人間ドックを受診して早期発見に努めている方が、当たり前ですが長生きできます。その方が経済的ですし、普段の生活の中でできるものです。
日本の国民皆保険は将来が不透明です。今のまま保険制度が続くことは、考えづらいものです。諸外国では、「定期的に医者に診断してもらって体をメンテしている人は、保険料が安い」という考えらしいです。「その代わり普段、健康に気を使っていないのに病気になったら不利だよ」というものです。いずれ日本もその方向になるのではと思います。
本書の中では、レーシック手術にも話が及んでいます。レーシック手術などの目の手術は、眼鏡やコンタクトレンズなどの見えないストレスから解放してくれるものです。目の健康を考えたら、コンタクトレンズよりも目に優しいようです。
レーシック手術による事故が報道されていますが、医者さえ間違わなければオススメです。
私もレーシック手術を受け、眼鏡やコンタクトレンズの生活から解放されました。帽子やサングラスなど、顔につけるものに制約がなくなり、快適です。
本書を読んで、健康や予防医療について、ぜひ考えてみてください。
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