子どもが非行に走らないように、何の大きさを身につけるべきか
身につけるべきは、器の大きさです。
器の大きさを感じらのはどんなときでしょうか。それは、自分が有利な立場になったときです。
たとえば車を運転中、自身は悪くもないのに交通事故にあったり。たとえば満員電車の中で、隣に立っている人の荷物が自身の顔に当たったり。たとえば誰かと一緒にする仕事があったとして、相手が待ち合わせや時間に遅れて来たり。
普通に考えれば「ごめんなさい」と相手から謝罪を受けるような状況のときに、どう対応するかで、器の大きさが表に出ます。
そこで相手を許すことができるのが、器の大きさでしょう。「いいよいいよ」「なんでもないよ、このくらい」「オッケーオッケー」。相手に罪があって自分が被害にあっている状況では、ごう慢に振舞うことも可能です。
ですがそこで相手を許すことが器であり、寛容さです。
子どもにうまく、この寛容さを見せることができれば、子どもも寛容さを身につけて、非行に走ることもなくなるのでしょう。
最悪なのは、相手を責めることです。「あ〜あ」「何やってんだよ、おめ〜」「どうしてくれんだよ、こんなにしてよぉ」などと言って、自分の立場を利用しようとするのは、本当に見ていて耐えられません。
しかも「こんなにされたんだから怒って当たり前」だとか、怒ることを正当化しようとする態度。
怒ること自体が悪であり、怒ることで余計に周りの状況を悪くしているのです。
器の大きさは、その人が有利な立場になったときにわかります。相手を許せるくらい、寛容さがあるかとうか。
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