子どもが非行に走るのを防ぐとは
子どもって不思議な存在ですよね。特に小学校に入る前の子ども。純粋だし素直だし。これっていうのは、周りを気にしていないからだと思うんですよ。世間体っていうものがまだ子どもには存在しないから、自分に対して素直になれると思うんです。
例えば先日、子どもを連れて動物園に行ったんです。子どもはアンパンマンが好きなので、アンパンマンの被り物を被っていました。しかも風が強い日だったので、つなぎの防寒着を来て。さらに、動物園の中で「ヘリコプターのおもちゃが欲しい」ってのが始まって、それを買ってやったんです。
このおもちゃっていうのも、大人の目から見たら変なおもちゃでして、ヘリコプターの上に棒が付いていて、その棒を押して歩くと、ヘリコプターの回転翼がクルクル回るっておもちゃなんです。しかもカタカタ鳴りながら。
だから、子どもは周りから好奇の目で見られていたと思います。アンパンマンの被り物を被って、つなぎの防寒着を着て、しかもカタカタなるヘリコプターのおもちゃを押しながら歩いている子ども。
だけど自分の欲望が満たされている私の子どもは、そんな周りの目なんか全然気にしないんですよね。カタカタ鳴るヘリコプターのおもちゃに熱中しています。いい表情をしているんですよ。真っ直ぐで。無邪気で。
だから、素直さっていうのに必要なのは、周りを気にしないって事だと思うんです。自分の心にいかに素直になれるか。自分の欲望といかに向き合えるか。自分がしたいことがなんなのかっていうのが分かっていないと、あっちに気を取られ、こっちに気を取られ、で真っ直ぐに向き合うことなんてできないでしょう。
自分が好きなことを知っていることって重要だと思うんです。だけど、自分のことなのに、なかなかこれってできないんですよね。周りを気にしてしまうから。
大人でも、自分は自分で周りは周りってのを知っていると、うまく両方にスポットライトを当てられると思います。自分ってのがいて、それとは別に他人ってのがいて。自分と他人は別々の存在。必要以上に干渉しあってもしょうがない。他人は変えられない。干渉し合うだけ無駄。
なんてのが分かっていると、相手に対して寛容的になれるし。それと同時に、自分ってものに素直に向き合うこともできるし。人間関係に対してはドライになる事かもしれませんね。それが結果的に、お互いに干渉し合わないって寛容さに繋がるんです。お互いのメリットを追求した結果、関係がドライになって、その結果としてお互いを尊重できる、みたいな。
「素直さ」を考えるセミナーを定期的に開催しています。スケジュール・詳細はこちらをご覧ください。
自己中が思いやりに、
生真面目が寛容に、
怒りっぽさが優しさに、
そして非行が素直に変わります。
心よりお待ちしております。
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プレゼントの無料小冊子を更新しました。「子どもの非行を防ぐための素直な頭のつくり方」です。
非行に走る子どもは自己中が多いです。頭が固く、自分の価値観に固執しています。周りの人間の価値観や考えを受け入れられず、自分を通そうとします。自分以外の価値観や考えがあること自体が、見えていないのです。自分が正しくて、自分以外の考えは間違いだという先入観から抜けられない状態です。
子どもは周りから吸収する度合いが強いので、子どもの成長は周りの大人次第の側面があります。「周りの大人が自己中から脱し、素直な頭を持つ事で、接する子どもにも好影響を与えよう」というのが、この小冊子の狙いになります。
頭の柔軟性があり、状況や相手に応じて変化できる事。自分だけでなく、相手の考えも認める事ができる事。一つ上から全体を俯瞰できる事。そんな「素直な頭」をつくるための気づきを、この小冊子から得ていただければと思います。
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