非行を防ぎ、素直な子どもへ

「あの人は犯罪者かどうか」を考えた場合、見た目と中身は一致するケースが多いです。例えば、「素行が悪そうな見た目の人は、実際に犯歴がある場合が多い」のです。その人が、実際に過去に犯罪を行った事があるかどうかは、見た目にも現れるのです。

ですが、世間には見た目と実際の中身が関係することに対して、「人を見た目で判断するのか」「そのような考えはあまりにも短絡的だ」という否定的な空気があります。その人の中身を見た目で判断することは稚拙だし、差別にもつながる倫理的にも間違った考えだというのです。

確かに、事例を１つ１つ見て行ったら、違ってくる場合はあるでしょう。人を１人１人個別に見て行って、中身と見た目が異なる場合を数えて行ったら、中身と見た目が正反対の人もいるはずです。真面目な見た目なのに、犯歴がある人。素行が悪そうな見た目なのに、犯歴が無い人。中身と見た目が相反する人はいるはずです。

ですが抽象の感覚で周りの人たちを見てみると、やはり見た目と中身は一致しているのです。個々の具体を１つ１つ調査していけば例外はあるでしょう。しかし、人々の中に法則を見出そうとすると、中身と見た目は一致するのです。薄めを開けて周りを見てみると、浮かび上がってくるのは、中身と見た目が一致するという事実なのです。

素行の悪そうな人間は、犯罪者である事が多いのです。犯歴がないにしても、不良的な考えを持っていたり、反社会的な性格であることが多いです。見た目と中身は、やはり一致する傾向にあるのです。