なぜ警察官には、非行に走る子どもを見る目が養われているのか

2017.07.02 (日)

それは、非行や犯罪に関してトライアンドエラーを繰り返しているからです。

 

 

成長するとは

 

 

人の成長はトライアンドエラーで作られます。どの分野でも、初めからできる人などいません。だからと言って、やらないままでは成長は望めません。とりあえずやってみることです。何回もやってみるのです。何回もやっていく中で、徐々に精度を上げるのです。

 

 

エラーするのは前提です。よくあるのは、エラーするのが怖くてトライができないことです。トライするためのはじめの一歩を超えられるかどうかが重要です。誰にでもトライすることの恐怖はあります。ですがトライしないことには始まりません。

 

 

トライアンドエラーが成長の要です。

 

 

犯罪者や非行少年についての見極め

 

 

警察官は、犯罪者や非行少年を見分けることに関して、トライアンドエラーを重ねているのです。

 

 

例えば職質です。街中で歩く人に対して声を掛けて、その中から犯罪者や非行少年を見つけようとトライアンドエラーをしているのです。

 

 

警察官といえど、街中を歩く人を見た目だけで、「犯罪者かどうか」「非行少年かどうか」見分けることはできません。声を掛けて実際に調べてみるまでわからないのです。

 

 

ですが闇雲に話しかける訳ではありません。一応、目星をつけます。「あの人は怪しいんじゃないか」「何か悪いことをしているんじゃないか」という予想です。

 

 

その上で話しかけて、持ち物を調べたり、会話の中から、犯罪者や非行少年かどうかを調べるのです。

 

 

警察官にとっては、職質が犯罪者や非行少年を見極めるためのトライアンドエラーなのです。

 

 

もちろん、何回も犯罪者や非行少年とは関係のない人に話しかけることもあります。ですが、そのエラーの数が、犯罪者や非行少年を見極めるための精度を上げているのです。

 

 

犯罪者や非行少年を見極めるための目は、トライアンドエラーで養われているのです。

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