非行を防ぎ、素直な子どもへ

子どもにとって警察官という職業の唯一と言ってもいいメリットは、「わかりやすい」ということです。「わかりやすい」というのは、子どもが職業を考える上で非常に有利に働きます。

だから警察官に憧れる子どもが多くいるのです。子どもの「将来なりたい職業ランキング」に警察官がいつもランクインしている所以です。先日参加した保育園のイベントでも、多くの園児が「将来は警察官になりたい」と言っていました。

まず見た目がわかりやすいです。紺色の制服と制帽、拳銃、警棒という出で立ちで、街中にいれば必ずわかります。見た目で「誰なのか」や「何をやっている人なのか」がはっきりしている職業はに子どもは憧れを抱きす。

コンセプトもわかりやすいです。「街を守る正義の味方」です。社会には何をやっているのまわからない、説明してもらってもわからない職業がたくさんありますが、警察官はわかりやすいです。「犯人を捕まえる」というわかりやすさも、警察官の有利な点です。

子どもが警察官になることを夢にすることは、悪いことではありません。一つの目標として、それもありだと思います。大人に限らず、子どもでも目標を持っているのと持っていないのでは、生き方が違ってきます。

目標を持っていれば、自分を抑制することができます。「○○という目標があるのだから、これをするのはやめておこう」と思うことができます。

また、努力するにも有利です。「○○という目標があるのだから、頑張ろう」と思うことができます。

子どもにとってわかりやすい、将来の夢として目標にしやすい、という意味で、警察官は子どもにとって非常にメリットのある職業なのです。