ネックピローの、ラフィネのように心地いい使い方。
ネックピローに凝っている。
僕が作っているのはこういうU字型のやつ。
変な凹凸のないベーシックなタイプだけれど、これが思いのほか気持ちいい。あんまり使い勝手がなさそうに思われるかもしれない。けど椅子に座って背もたれに寄りかかってうたた寝する際はもちろん。机に突っ伏して寝るときも、眠りからすぐには戻れなくなるくらい気持ちがいいのだ。
ネックピローは普通の使い方であれば、首に巻いて使う。これは椅子の背もたれに寄りかかって寝る時に便利だ。首というのはバランスの悪い皿のようなもの。上に乗っかっている頭が寝る時に落ちてしまって、首が曲がってしまう。肩に落ちた頭を首が無理につなげている状態だ。
これをサポートするのが、本来のネックピローの使い方。首のバランスの悪さを補強して、頭が落ちるのを支えてくれる。頭と肩の間の空間をふさいでくれるので、頭が肩に落ちる苦しさやストレスがない。
これはネックピローのオーソドックスな使い方なんだけど、僕がお勧めしたいのは突っ伏して寝るときの使い方。机と額の間にネックピローをセットする。僕の場合はまず、机の上に両手を手のひらを下にして置く。その上にネックピローを置いて、その上に額を置く。
この使い方だと、机と額の間にあるU字のネックピローが非常に心地いい。
この心地よさは、ラフィネのベッドに突っ伏しているときに似ていると思う。ラフィネを利用したことがある人は多いと思うけれど、僕も三ヶ月に一回ほどの頻度で利用している。体や足をもみほぐしてくれるチェーン店である。この店の素晴らしいところは、気持ちよさが空間の隅々に用意してあるところ。僕が一番驚いたのはスリッパだ。
ラフィネは、スリッパが気持いい。「スリッパが気持ちいいって何?」なんて思う人がいるかも知れない。けれど間違いなくラフィネのスリッパは、履いた人の気持ちよさを狙ったものだ。おそらく人間工学とかそういうものを計算に入れているのだろう。
家にあるスリッパとはぜんぜん違う。ただ平べったいだけではない。凹凸、というか厚い所と薄い所があって、それが足の裏に心地いいのだ。足に体重を乗せると、つまり歩く度にスリッパの厚い部分の弾力が足裏に刺激を投げる。薄い部分との対比が、これもまた気持ちいい。
そんな、スリッパにまで心地よさのこだわりを見せるラフィネ。机に突っ伏して寝る時に使うネックピローは、そんなラフィネのベッドに似ているのだ。
ラフィネのベッドは、頭を置く枕の部分に穴が空いている。これは仰向けのときにはあまり効果を発揮しないけど、うつ伏せの時にはその威力を遺憾なく発揮してくれる。背中の筋肉をうほぐしてもらう時などはうつ伏せの状態になるんだけれど、そのときには顔を下にしなくてはならない。
顔を下にする際に枕の部分に穴があると、そのまま顔を下にしてもなんのストレスもないのだ。枕に顔をうずめて息苦しくなることもない。枕の部分に穴があると、顔を下にして突っ伏した際に息ができるし。
ラフィネのベッドで頭を下にして突っ伏す。すると息ができるのみならず、額から頬にかけて気持ちよく押されている気分なのだ。おそらく弾力がいい意味で微妙なのだと思う。高反発なのか低反発なのかわからないけれど、人間が気持ちよく感じる柔らかさなのだと思う。
心地よさが額から始まって、目の脇をとおって、頬に至る。顔の広範囲で気持ちよく刺激される。そんなラフィネの心地よさに、ネックピローに突っ伏したときの心地よさは似ているのだ。
ネックピローを机に置いて、突っ伏す。ネックピローの上に額をうずめる。ネックピローに上半身を預ける。額から目の脇、頬にかけて絶妙な弾力で刺激される。これはラフィネのベッドで背中を押されているときを思い出す。
というわけで、ネックピローがオススメという話。ネックピローの本当の使い方は、椅子の背もたれに寄りかかって寝る時に首に巻くというもの。頭と肩の間の空間がなくなって、重い頭が上に乗っているバランスの悪さを補ってくれる。これによって、頭が肩まで落ちて首が曲がるストレス状態をなくしてくれる。
けれど僕のオススメは、机に突っ伏して寝る時にネックピローを使うというもの。机と顔の間にネックピローを入れると、うまい具合に額から頬にかけて気持ちよくしてくれる。弾力が顔を支えてくれる。
「普通の枕でもいいじゃん」って思うかもしれないけれど、この額から頬にかけて包む、というのがミソなのだと思っている。安定感があるので、安心して体を預けられる。顔を落とすことができる。ノーストレス。スカイフォールあるいはバンジージャンプで飛ぶときのように体を投げることができる。深い眠りに落ちることができる。落ちたら最後、戻ることはできない。ちょっとやそっとの刺激では、顔を上げるだけのモチベーションにはならない。
机に突っ伏して寝る際はぜひ、ネックピローを試してほしい。
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