世界一伸びるストレッチ 〜 非行や子育てについて考えるためのブックレビュー
普段意識はしませんが、いざ体に「肩こり」や「腰の痛み」を感じると、「ストレッチでもしようかな」と思います。私は時々、右側の肩甲骨が苦しくなります。パソコンを使う姿勢で体に何かしらの負荷が掛かっているのかもしれませんが、苦しくなるのはいつも同じところです。
著者は、「ストレッチで気持ちいいを感じるポイントは、人それぞれ違う」と言います。人間の筋肉のつき方は解剖学的には同じなのに、同じストレッチ動作をしても「気持ちいいくらい伸びを感じる」人と、「ぜんぜん伸びを感じない」人がいるといいます。
著者はこれを割り切り、「体に合うストレッチの仕方は人それぞれ違う」と言います。伸ばす筋肉は同じでも、100人いれば100とおりのストレッチの仕方があるという事です。
本書のチャプター2は「世界一伸びるストレッチのルールとコツ」となっており、本書におけるストレッチの2つのコツとして「体重を操る」と「ひねる」を紹介しています。
私は特に「ひねる」事がストレッチには重要に感じます。「ひねる」動作を取り入れるとストレッチのバリエーションは無限に広がり、著者の言うとおり人それぞれのストレッチが可能になるからです。体を「ひねる」意識を取り入れ、その角度や程度を工夫することで、それぞれに合ったストレッチができるのではないかと思います。
本書にはストレッッチのバリエーションが豊富に紹介されており、写真も多く記載されています。読むと「自分もストレッチしたい!」「ストレッチの伸びで気持ちよくなりたい!」の衝動がわいてきます。本書を読めば、あなたもついつい腕や脚を伸ばしたくなるはずです。
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