補導歴は残るのか

2016.05.26 (木)

補導歴は残ります。

 

 

深夜に子どもたちだけで、公園で遊んでいたり。カッコつけてタバコを鞄の中に入れいたり。酔いというのを知ってみたくて、酒を飲んでみたり。公共の公園で友達と花火をして青春してみたり。

 

 

補導歴は残るので、何回も警察から補導されたら、その度に補導歴が蓄積されていきます。今日は怠学、昨日は迷惑行為、一昨年は深夜徘徊。すべて残ります。

 

 

では蓄積された補導歴は、どんな時にマイナスになるのか。どんな時に影響してくるのか。それは犯罪を犯した時です。

 

 

警察は犯人として少年を捕まえた際、補導歴を調べます。その少年が、過去にどのくらい補導歴があるのか。その少年が、過去にどのくらい悪いことをしているのか。その少年がどのくらい悪い奴なのか。過去の補導歴を参考にするのです。

 

 

それによって、どのような処分が適当なのか判断が変わってきます。例えば万引きをして捕まえた少年の補導歴を調べた結果、一回も補導歴がないのであれば、「今回の万引きも一過性のものなのか」と考えられます。

 

 

逆に、万引きをして捕まえた少年の補導歴を調べた結果、何十回も補導歴があるのであれば、その少年は相当悪い奴だと考えられます。「今回の万引きも常習なのではないか。少々の事では反省などしないのではないか。」と考えれらます。

 

 

それと、犯罪を犯した犯人を捕まえた際、補導歴を調べるのは少年だけです。成人の犯人を捕まえた際は補導歴は調べません。ですので補導歴が、犯した犯罪の処分に影響があるのは、未成年のうちだけです。

 

 

あと、親として子どもの補導歴で気になるのは、就職の時でしょうか。それぞれの企業が新入社員を入れる際、どこまで過去を調べるのかハッキリはわかりません。

 

 

しかし、就職の際に補導歴はおそらく関係ないと思います。実際に企業が調べられるのかどうかわかりませんが、そこまで気合いを入れて調べるものでもないと思います。

 

 

補導歴は残ります。だけど子どもが一回くらい警察から補導されたからといって、そんなに悩むものでもありません。

 

 

 


 

 

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