非行を防ぎ、素直な子どもへ

周囲を威圧するような車を世に出している企業は、その責任を知った方がいいでしょう。

子どもの非行についてです。

早く走ることができる車。いかつい外装の車。派手な外装や内装を車に施すアクセサリー。子どもはテレビやネットを通じて、また直接街中で接して、周囲に威圧感を与えたり、悪者ぶった雰囲気の車に憧れを持ちます。

悪ぶった車を所有すること。それで得られる自分の雰囲気、姿。それを周囲にアピールすることで得られる高揚感。それこそが格好良いと考え、人の迷惑も顧みずにそれらを得ようと行動します。

深夜のコンビニで、派手で威圧的な車やバイクで集まります。タバコのポイ捨て、食べ散らかし、笑いやエンジン音や音楽による騒音、場所の占拠。法律違反ではないにしろ、非常に迷惑な行為です。

彼らの行為を助長するのが、派手で威圧的な車なのです。

速く走る車をリリースしたとして、それをサーキットで走らせる者はごく一部です。速く走る車は、サーキットの様な閉鎖された場所で走らせても意味はありません。周囲にアピールしてこそ意味があるので、必ず街中で走らせざるを得ません。

いかついタイヤや外装のオフロード車も、人目につかない山中で走らせても意味はないのです。人目に付く街中で走らせてこそ、意味があるものになるのです。

このようなアイテムを世にリリースしている企業は、自分たちの商品が非行少年たちに使われる現実を知るべきです。このような車やアクセサリーを世に出すことが、非行の助長になるのです。