非行には、どんなものがあるのか
非行とは、子どもの犯罪のことです。ですので、犯罪の種類だけ非行は存在します。万引きは窃盗罪ですし、ケンカをすれば暴行罪や傷害罪になる可能性があります。
そして、犯罪でないものは、厳密には非行ではありません。よく間違われやすいのは、マナー違反です、決して良いことではないのですが、犯罪にもならない。グレーゾーンだけれども黒に近いもの。
例えばコンビニでのたむろ。場所を占領しているし、音楽や笑い声で騒いでいる時もありますし、迷惑ですよね。ですがたむろすること自体はマナー違反の領域であって、犯罪ではありません。ですので、子どもがたむろしていること自体は、厳密には非行にはならないのです。
子どもがタバコを吸うことも、厳密には非行ではありません。「子どもが喫煙してはならない」という法律はありませんから、子どもが喫煙することは犯罪ではありません。
ですが体に悪いですし、タバコのパッケージにも「タバコは二十歳になってから」と書かれていますし。タバコを吸う子どもは不良のようなのが多いのも事実です。
喫煙は、非行にはなりませんが、少年補導の対象行為です。不良行為として、警察官であれば注意することができます。この少年補導というのは記録に残ります。
もし、その子どもが非行で「審判を受ける」なんてことになったら、過去の補導歴なんかも、処分の参考にされるはずです。
「非行」とは子どもの犯罪のことなので、非行の種類は犯罪の数だけあるのです。
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