トラブルやケンカを解決する際に思うこと
対人トラブルを解決したり、ケンカを仲裁したりする仕事をしているうちに感じるのですが、社会が上手く回るために必要なのは、寛容さです。
自分が痛い目にあったと思っても相手に罰を求めないこと。自分に嫌なことをした相手を許すこと。「いいよいいよ、このくらい。」「なんでもないよ、気にすんな。」という対応です。
確かキリスト教か何かでも、教祖が相手を許すように教えていたはず。何千年も昔にこのことに気づいて、みんなにそのことを教えて回った宗教の教祖はすごい。よく気づきました。
被害届ってあります。あれは「こんな被害にあいました。」という被害の申告のみならず、「相手を罰したい」という意味もあるんですが、「好戦的な人間に限って被害届を出したがる」という風潮があるようです。
好戦的な人間は、相手を許すことができません。特に相手が弱者だったら、なおのこと手を緩めません。
好戦的な人間は「俺は間違ってると思ったらはっきり言うよ!?」なんて言うんですが、物事をはっきり言うことは「言いにくい相手に対してはっきり言う」から価値があるのであって、社会の中で弱者に対して言いたいことを言っていたら、自己満足でしかありません。
相手を許しましょう。寛容さ、おおらかさを持つんです。もしかしたら、その場ではむしゃくしゃが残るのかもしれません。損した気分になるのかもしれません。ですが言いたいことを言っていたら、それ以上のものをその場で失っているはずです。
長い人生で見て、寛容さやおおらかさを持っていた方が特なんです。そのような人には、自然と人が集まるからです。多くの人が集まって、人生が豊かになります。情報や人が集まれば、いずれお金も集まります。
寛容さやおおらかさを持ちましょう。これは、ただの理想論ではなく、人生において実利を得るためのポイントです。
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