近所の迷惑駐車が気になる時、警察はどのような対処ができるのか

2020.08.29 (土)

迷惑駐車って気になりますよね。

 

 

警察官をやっていると、迷惑駐車の通報は頻繁に扱います。迷惑駐車は車の数だけあるのかもしれません。それだけ日本全国のそっちこっちで発生しているんですね。迷惑駐車をする方は気にならなくても、される方は気になります。する方は「ほんのちょっと」という気持ちでも、される方はそのちょっとがとてつもなく大きなものに感じるものです。

 

 

迷惑駐車の通報が多いのは住宅街において、です。住宅街は狭路になっているところが多いので、道路に一台でも車が駐車してあると、通る時にいつも以上に気をはらなければなりません。いくら「駐車していある車の方が悪い」とはいえ、止まっている車にぶつけてしまっては、悪いのは運転している方になります。事故になった場合、第一当事者つまり悪いのは車を運転していた方であって、駐車した側は第二当事者です。

 

 

そんな気になる迷惑駐車、どういう対処をできるのか。3つのパターンに分けて説明したいと思います。流れに任せる、自分で対処する、警察に対処してもらう、の3パターンです。

 

 

流れに任せる

まずは流れに任せる、という方法が考えられます。特に何もせず、アクションを起こさずに静観する方法です。一番面倒はなく、一番波風も立たない方法です。

 

 

迷惑駐車は大きく分けて、永続性のものと一過性のものがあります。ある一定の期間だけそこに駐車している、つまり一過性ということであれば、静観するのも方法だと思います。

 

 

どういう時に一過性の迷惑駐車があるのかというと、たとえば長期休みのときは迷惑駐車が増える傾向は顕著です。お盆休みとか夏休みとか冬休みとか。家族が実家に集まるときなんかは、県外ナンバーの車が路上に駐車している光景が増えますし、それに対する通報も多くなります。

 

 

そんなときは、静観していてもいいのではないでしょうか。迷惑駐車に対する意識もマジックミラーであることが多く、する側は気にならないのに、される側は異常に気になります。つまり、「迷惑駐車が気になる」と思うときは、自分が過剰に気になっているのではないか、ということです。

 

 

お互い様でもあるので、「もしかしたら自分も駐車場が見つからない時に、迷惑駐車をしているかもしれない」と考えれば、迷惑駐車に対する視線も穏やかなものになるのではないでしょうか。

 

 

自分で対処する

流れに任せるの次は、自分で対処するという方法です。これは具体的方法が大きく分けで2つあります。一つは車の所有者に注意しに行くこと。もう一つは、車に張り紙をすることです。

 

 

迷惑駐車になっている車の所有者は大抵、その近くにいます。車で乗り付けていて、目的地の近くまで車で行きたいからこその迷惑駐車になるのです。迷惑駐車になっている車が、建物の前であれば、その建物に車の所有者がいるのが、一番確率的には高くなります。

 

 

ですので、そこに自分で行って、迷惑駐車をしないように注意するのです。「そんなことをすればトラブルになる」という声が聞こえてきそうですが、これは言い方次第です。トラブルにならないためには、自分ができるだけ穏便に話をすることです。

 

 

「穏便に話しては、迷惑駐車をやめないのでは」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。「誰かが確実に迷惑をしている」ということがわかれば、極力迷惑駐車をしないように他に手段を考えるはずです。人はだれでも咎められるのが嫌ですし、具体的に迷惑している人から顔を出されれば、気にする度合いは高くなるでしょう。

 

 

次の手が、自分で張り紙をする方法です。警察がする取締りのようなものではなく、単に「注意をうながす」という意味です。「迷惑になっています」という程度の文言を添えましょう。直接相手に言いに行くのに対して、こちら側の顔を見せないでのでトラブルなんかのリスクは抑えられます。が、顔を見せない分、効果の度合いは小さくなるのではないかと思います。

 

 

駐車車両に張り紙をする程度では、特に犯罪にもなりません。フロントガラスとワイパーの間に紙をはさみましょう。もちろん、車に傷をつけては器物損壊なんかに問われる可能性もあるのですが、張り紙程度であればそれにもならないでしょう。

 

 

警察官に対処してもらう

最後は、警察官に対処してもらうという方法です。警察官の具体的対処はだいたい、本人に直接注意する、張り紙をする、取り締まる、という3つの対処方法に別れます。

 

 

本人に直接注意するのは、自分でするよりも警察官の方が効果は大きいのではないでしょうか。取締りではなくただの注意であっても、警察官から言われれば、その後ろには取締りが控えていることを意識せざるを得ません。注意される方は暗に、「注意で効かなかったら取締りだ」と言われているようなものです。

 

 

それに、警察官であれば車のナンバーから所有者を調べられます。絶対ではないのですが、連絡先を調べて連絡することも可能です。

 

 

それか、警察官が張り紙をする、という方法もあります。これは取締り、という意味ではなく、自分で張り紙をするのと同じ意味で、単に迷惑であることを相手に告げる意味です。取締りは波風が近所に立ちやすい方法なので、波風を立てないけど相手に効果的に伝える方法が、警察官による張り紙です。

 

 

直接注意したいけれど警察官でも所有者がわからない、というときに張り紙という選択肢が出てきます。

 

 

最後は取締りです。警察官にしかできず、相手を罰するという意味では一番効果のあるものです。迷惑を受けている側にしても、一番気持ちをスッキリさせてくれる方法なのではないでしょうか。

 

 

ただ、この取締りに対する私の意見としては、「あんまりすべきでない」と思っています。というのも、この取締りというのは多分に自己中の度合いが大きいからです。迷惑駐車の被害にあっている方としては「取締りをして欲しい。相手を罰してほしい」と思うのでしょうが、これをすると過剰反応のように私には思えます。

 

 

というのも冒頭にも書いたとおり、迷惑駐車は誰でもしているものだからです。警察官をしているとトラブルやケンカをよく扱うのですが、双方の言い分を聞くことができるのが、警察官の特権です。一般的にトラブルやケンカは加害者と被害者に分けて考えられ、「良い方」と「悪い方」に分けられると思われがちです。が、「悪い方」にも悪い方なりの言い分があるのがトラブルでありケンカでもあります。それは迷惑駐車でも変わりません。

 

 

迷惑駐車への対処としては、流れに任せる、自分で対処する、警察に対処してもらう、の3つのパターンがあります。状況に応じて対応してみてください。

 

 


 

 

仕事依頼、絶賛受付中です。

 

犯罪、非行、警察関係、子育てなどに関しての記事執筆。人前で話すのも得意なので、講演依頼などもお待ちしています。下記お問い合わせフォームまたはメールにて承ります。

 


 

 

イライラは良くないし、できればイライラしないで生活したい。

 

感情的になりがちな性格をコントロールして、楽しく笑いながら生活するためのヒントを載せた本です。 「イライラしてはいけない」と頑張っている方々に向けて書きました。

 

電子書籍でも買えますし、紙の本(プリント・オン・デマンド)も選べます。

 

「人に優しくなれる発想法」購入ページへ

 


 

 

「犯罪と非行をなくして、思いやりを育む方法」の小冊子になります。

「こうすれば思いやりを育めるよ」「思いやりって、つまりはこんなことだよ」というのを載せました。

思いやりとは、スナイパー(狙撃手)のようなものである。35,222文字。目次はこちらで公開しています。

 

下のフォームにてお名前とメールアドレスを入力のうえ、無料でダウンロードできますので、ぜひ読んでみてください。

 

[contact-form-7 id=”4057″ title=”小冊子ダウンロード”]

 


 

 

30分の無料相談を承っております。子ども、非行、犯罪、警察対応、などのキーワードで気になりましたらご利用ください。基本はウェブ会議アプリを使ってのオンラインですが、電話や面談も対応できます。

 

モヤモヤ状態のあなたが、イキイキとする無料相談です。次の一歩を踏み出すために、お気軽にお問い合わせください。

 

下記お問い合わせフォームで「相談希望」である旨をお知らせ下さい。

[contact-form-7 id=”2700″ title=”お問い合わせ”]

 


 

 

「素直さ」を考えるセミナーを定期的に開催しています。スケジュール・詳細はこちらをご覧ください。

 

自己中が思いやりに、
生真面目が寛容に、
怒りっぽさが優しさに、
そして非行が素直に変わります。

 

心よりお待ちしております。

[contact-form-7 id=”10255″ title=”セミナー申込みフォーム”]

▼シェアをお願い致します!▼

関連する投稿

現在の記事: 近所の迷惑駐車が気になる時、警察はどのような対処ができるのか

お問い合わせ・ご相談はこちら

メールでのお問い合わせ

contact@konokoe.com

フォームからのお問い合わせ

お問い合わせフォーム »

コラムテーマ一覧

過去のコラム

主なコラム

⇑ PAGE TOP