本当はもっと人に伝わる表現を心がけるべきなんだ〜アカシックレコードで人生を豊かにする

2020.02.29 (土)

 

アカシックレコードを知らない人に説明するのは難しい。「記憶」とか「宇宙」とか、そんな壮大な単語を使いたくなってしまうからだ。僕はアカシックレコードが壮大なものだとは別に思っていないし、もっと身近にあるものとして伝えたいのだが、なかなか伝わらない。

 

 

「アカシックレコード? それって何なの?」と聞かれれば、「すべての記憶が記録されていて……」となるし。さらに「記憶」を詳しく説明しようとして「すべての記憶、宇宙全体の記憶、この世の記憶……」などと大きな事を言ってしまう。で、「記憶」とか「宇宙」という言葉を使うと、相手はオカルトっぽさを感じてしまい、余計に耳を閉じてしまうのだ。

 

 

熱心になればなるほど、伝えようと思えば思うほど、「良いもの」であることを言おうとすればするほど、相手は心を閉ざしてしまう。距離を置いてしまう。好機や哀れの目でこちらを見るのだ。エヴァンゲリオンで言っていた、ヤマアラシのジレンマ。

 

 

おそらく「記憶」とか「宇宙」という言葉はアカシックレコードを説明する上でピンポイントではあるのだろう。アカシックレコードを説明するうまい言葉ではあるのだろう。が、それはすでに知っている人間にとってのことだ。少なくとも日本社会には、スピリチュアルに対するハードルが高い。スピリチュアルを持ち出そうとすれば、たちまち好機や哀れみの目で見られてしまう。

 

 

そんな社会の中で、身内の説明をしたところで受け入れてはくれないだろう。もっとハードルの低い、知らない人にも伝わる単語が必要なのかもしれない。数学に興味がない人に対して数式の列を見せたところで、「この人たちやばいんじゃないの?」と思われるだけだ。本を読まない人に対して「存在と時間」や「野生の思考」をプレゼントしたところで、「オレにどうしろと?」と思考停止を誘うだけだ。野球をやらない外国人と一緒に野球中継を見たところで、サッカーと比較して「これが人気スポーツなのか? どうして彼らは動かないで止まっているのだ?」と野手を嘲笑するだけだ。

 

 

違う言葉。相手にも分かる言葉。ハードルを下げた言葉が必要なのだ。

 

 

本書はどうかと言うと、まだまだハードルが低いとは言えない。が、面白い表現をして頑張っている節は認められる。たとえば32ページから始まる、「アカシックレコードでタイムラグが存在しない」という話。どうして距離的にずっと先の出来事も、今ここにいる僕らが感じることができるのか、という説明。これをパイプとピンポン球で説明している。

 

 

「たとえば1光年先の地点までパイプをつなげ、そのパイプにピンポン球をぎっしり詰め、地球から1個分突いたとします。1光年先とはパイプでつながっていますので、地球で突いた瞬間に、1光年先でピンポン球が1個出るでしょう」

 

 

この説明だと、おそらく聞いている方が「確かにそうかも」とは思うだろうが、「なるほどそういうことか」とはならない。わからない人にも伝わる言葉が必要なのだ。

 

 

アカシックレコードに関係するホームページを開くと、必ず出てくるのが「宇宙のグーグル」とか「記憶の貯蔵庫」などと言った言葉である。が、これらの言葉を使わない説明でなければ、引かれてしまうのだ。「宇宙」や「記憶」の他に、「未来」「細胞」「意識」「希望」といった言葉も、似たようなオカル的雰囲気を漂わせている。

 

 

アカシックレコードをビジネスとして取り入れている人にとっては、「知らない人には伝わらなくていい」とか「知っている人さえわかればいい」というスタンスでいるのにも限界があるだろう。ビジネスである以上、新規開拓は避けては通れない。アカシックレコードを説明する際に、「宇宙のグーグル」「記憶の貯蔵庫」といった、壮大になりかねない表現を避けた、身近な表現が必要なのだ。

 

 

本書は大きく分けて、3部構成である。

 

 

1章「アカシックレコードとは何か」

・私たちは「記憶」で生きている

・アカシックレコードは、どこに存在するか

・アカシックレコードと未来

・アカシックレコードを読むために大切なこと

・アカシックレコードを使い、人生の舵を切り直す

・癒やしを進めるための意識を育てる

 

2章「アカシックレコードにつながるために」

・光の呼吸

・実践編:アカシックレコードとつながるための21日プログラム

 

3章「アカシックレコードとつながり、人生を豊かにする」

・アカシックレコードを読むとは、どのような体験か?

・アカシックレコードとつながり、何をするか?

・実践編:アカシックレコード活用術

 

 

僕自身は、アカシックレコードは素晴らしいと思っている。「もっと多くの人が使えれば」「もっと活用する人が増えれば」「もっと世間に認知されれば」などと思っている。セッションを受けて、「なるほど」と思った。「これにのめり込む人がいるのもわかる」とも思った。

 

 

それだけに、「オカルトチック」とか「怪しい」というレッテルを貼られてなかなか社会に受け入れられないでいる現状をむずがゆくも思っている。本書は「オカルト的」や「怪しさ」を拭おうとしてる体裁ではあるが、まだまだ足りないだろう。アカシックレコードが社会へ浸透するために、さらなる改善された表現を望む。

 

 

 

 

 


 

 

 

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