非行を防ぎ、素直な子どもへ

警察では特に何かするでもありません。基本的には、自分たちで解決することになるでしょう。

年齢にもよりますし、その他の状況にもよるのですが、子どもが家族の財布からお金を抜いているからといって基本的には罪に問われません。それが14歳以下の小さい子どもであればなおさらです。

子どもが家族の財布からお金を抜いていることを警察に通報したからといって、その子どもが罪に問われることは基本的にはありません。少年補導という処理で補導歴に残るかもしれませんが、それだけです。

もし、子どもが家族の財布からお金を抜いていることで警察に何かを期待するなら、家族の代わりに怒ってもらうことくらいでしょうか。ですが警察官にの中には子どもの扱いに慣れている人もいて、そういう人が子どもを怒ると、子どもは本当にビビります。

子どもにとっても、いつもと違う環境というのはアウェーです。いつもと違う場所で、いつもと違う人に、いつもと違うやり方で怒られるのは心もに刺さるものがあるはずです。

「子どもを違う環境で叱ってもらう」という意味では、警察に通報する価値はあるのかもしれません。ですが、もし子どもに対して、財布からお金を抜いたことで処罰を望むのであれば、警察では何もできません。それはつまり、罪に問われないということです。

生活環境を見直す、子育て環境を見直す、友人環境を見直すなど、自身の環境を見直して子どもの行動や習慣を変えることが主な対策になります。