採用基準 〜 非行や子育てについて考えるためのブックレビュー
この本を読むと「いままで」と「これから」、両方の謎が解けます。いままで疑問だったものがスッキリとしますし、これからの人生と道標としても大いに役立つ本です。
まずこれからですが、ずっと疑問だったものがスッキリとしました。
どうして物事をズバズバ言うひとがいる一方で、自分は言えないんだろう。どうして物事をズバズバ言う人は、空気を読まないでズバズが言って和を乱すんだろう。物事をズバズバ言う人は何を考えているんだろう。どうして自分は周りを気にして何も言えないんだろう。
欧米人と日本人はどうしてこんなにも考え方が違うんだろう。どうして日本人は空気を読むことを重視するんだろう。どうして日本人は、ずっと指摘されているにもかかわらず、物事をはっきりと言う人が少ないんだろう。どうして日本人は留学しているのに、日本人だけで固まって日本語で会話しているんだろう。
リーダーシップってなんだろう。ときどき「リーダーシップ」とか「リーダー」を重視する人がいるんだけど、彼らは「リーダーシップ」とか「リーダー」に何を求めているんだろう。
これらの疑問がこの本を読んでスッキリと解決しました。
これからの道標としては、もちろん「リーダーシップ」です。リーダーシップを意識すること。リーダーシップを育むこと。リーダーシップを重視すること。
「目標を掲げる」「先頭を走る」「決める」「伝える」
これらを率先して行い、「何も決められなくて、誰も手を上げなくて、何も伝えられなくて、」なんていう日本人を脱します。分かりやすくて本質をついていている、いい道標を得られました。
もちろん、子育てにも使えます。大いに使えます。リーダーシップを育むことが、人生を切り開く上で非常に重要です。子どものうちからリーダーシップを学びながら成長してほしいと思います。リーダーシップを発揮しながらの人生は、そうでない人生とはまったく別の人生になるはずです。
子どもたちにはぜひ、リーダーシップを発揮しながらの人生を歩んでほしい。とうぜん、成人してからもリーダーシップを発揮して、主導権を得た人生を送ってほしい。
関連する投稿
- どら焼きを食べながら「怒りについて」を読もう
- ローマ皇帝は桜木花道なのか。BBC「ザ・ローマ」に見るレトリックと詭弁
- すべての本の共通点。本には何が書かれているか〜ドラえもんの読書感想文が書ける
- 正当な対価という自己都合な倫理〜お金は銀行に預けるな
- どうして文章を書いていると考えがはっきりするのか〜伝わる・揺さぶる!文章を書く
現在の記事: 採用基準 〜 非行や子育てについて考えるためのブックレビュー