正義感〜警察官千葉とうしろうの「ねらい目」
警察とは、正義感にしばられた存在です。隠し事ができな現代において、倫理的な意味での正義感は存在しません。
インターネットの普及やテクノロジーの発達により、人間の本性が、日の目をみる時代です。誰もがスマートフォンを持っているし、そのスマートフォンえ撮った動画を拡散するツールもそろっています。一人の人間の細かい言動が、多くの人間の目に止まるのです。
正義感100パーセントの人間はいません。潔白が求められる芸能界でも、次々に蛮行がワイドショーで取り上げられています。アイドルや人気スポーツ選手の不祥事が次々にテレビで流されています。誰しもが善の心と悪の心、両方持っていて、だから人間社会なのです。
ですが、このようなことはみんな分かっているはずなのに、多くの人が他人に正義感を求めます。少しでも正義感が足りない言動が見られると、そこを攻撃します。正義感は、もはや攻撃の材料でしかないのです。正義感と言う言葉を使う人自身に、正義感がないのですから。
正直、警察は正義感という言葉に弱いです。社会から正義感であることを求められるし、組織もそれに応えようとするからです。正義感の足りないことが明るみに出ると、組織はすぐに「直ちに正します」のようなコメントを出します。ですが、正すことなんてできないんですよ。だって正義感100パーセントの人間なんていないんですから。
組織もそれが本音では分かっているのに、表面的に「直ちに正す」なんて言ってしまっているんです。なぜなら、それが社会から求められる警察像だからです。表面的な事の応酬ですね。社会も警察組織も、お互いに建前ばっかり。だから齟齬ができるし、お互いに信用がならないんです。
「本のねらい目」は、「定年後不安」です。人生100年時代。そんなに長生きできなら、人生はハッピーですね。だって、やり直しが効くんですから。60歳まで生きてもまだあと40年あります。60年の間に「失敗したなぁ」とか「やっておけばよかったなぁ」って思うことを、次の40年ですればいいんです。
人生は明るいですね。そのためには、健康に気を使うべきですね。長寿というチャンスがある社会において、健康がなかったらチャンスを生かしきれません。ストレス対策も含めて、若い時から健康に気を使いましょう。
未来は小さな一歩から。こちらの内容は、各業界の専門家がインターネットラジオやユーチューブを通して番組を提供する「これから放送局」でも視聴できます。これから放送局はこちらからお楽しみください。
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