子どもの非行を防ぐために必要な視野の広さとは

2017.11.01 (水)

子どもの非行を防ぐために必要なのは視野の広さです。視野の広さとは、今現在、自分が持っている以外の価値を認めることです。私もあなたも知らず知らず、しがらみの中で生きています。いつのまにか考えが隔たっていることでしょう。

 

 

もし自分の意識を、他の人の頭に入れることができたら、異なって見える世界が広がっているはずです。今まで当たり前だと思ってきたものが、当たり前でなく見えるはずです。

 

 

視野の広さとは、他の人間の考え、思い、価値観を「それもありだよね」と理解することです。それは、「自分が間違っているかもしれない」と思うところから始まります。

 

 

視野の広さの逆は、視野の狭さです。視野が狭いとは、思い込みが激しいことです。1つの価値観、1つの物の見方しかすることができず、そこから抜け出せない状況です。「他にも考え方がある」と言う頭になることができません。

 

 

視野が狭い人は、自分の考えが唯一の心理であり、「多くの人が自分と同じ価値観の元に生活している」と言う前提で生きています。ですから、多様な考えを認めることができません。自分とは違う考えを持っている他の人間に対して、攻撃的になります。彼らにとっては、自分の考えが唯一の正解なのですから。

 

 

自分が至らないことに気づかず、自分を変化させることもできません。変化とは、「自分が間違っている」、あるいは「自分はまだまだだ」と思うところから始まります。思い込みが激しく視野が狭い人は、成長の源泉である変化を受け入れることができないのです。

 

 

子どもの非行を防ぐには、視野の広さが必要です。その子自身もですし、周りの大人にも必要です。自分は思い込みが激しくないか、相手に攻撃的になっていないか、変化を受け入れているか。それが、視野の広さの尺度になります。

 

 

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