より良い社会のために、警察官などの公務員の変わるべきポイントとは

2017.11.02 (木)

警察官などの公務員が本音で話せる風潮を作るべきです。今の時代、立場のある人間ほど本音で話すことができません。立場のある人間は、常に聖人君子であることを求められるからです。本音を通すには本当に精神力が必要です。できるのはホリエモンくらいではないでしょうか。

 

 

立場のある人間が本音で話すと、すぐに「公務員のくせに」や「立場のある人間がそんなことを言っていいのか」と言うヤジが飛んできます。世論も思考停止で一斉に本音を許さない側に回ります。

 

 

立場のある人間は、本音があってもそれを抑圧し、無用なトラブルを回避しようとしているのです。立場を通して得た知識や経験を表に出すことなく、周りに合わせることで生きていこうとします。

 

 

ですが、立場のある人間の本音こそに、社会を変える種が隠れているのです。彼らは立場があるだけに、社会を回す上での重要なポジションに立っています。彼らの本音を聞けないと言うことは、社会をうまく回すための重要なポイントを聞けないと言うことです。社会的な損失なのです。

 

 

例えば警察官。彼らは犯罪という人間の欲の根底の部分と向き合い、治安という社会の根底を支えています。「あいつが憎い」「お金が欲しい」「あの女が欲しい」そんな人間の抑えの効かない欲望と向き合い、日々対峙しています。

 

 

犯罪は抑えがきかずに飛び出した人間の欲望です。犯罪を未然に抑え、実際に発生した犯罪を取り締まり、犯罪が今後起きないように指導します。警察官には、普段我々が経験することができない、だけど是非とも知りたい、犯罪に関する知識があふれているのです。

 

 

ですが警察官は本音を抑えています。彼らが現場で得た本音が発信されることはほとんどありません。それは、警察官は聖人君子であることを求められているからです。世の中の人は皆が皆、自分の都合のいい存在として警察官を求めるので、本音を抑えざる得ないのです。

 

 

警察官自身も本音を発信できなくなっています。「組織や社会に合わせることが自分の意見」だと勘違いしてしまい、知らず知らずのうちに本音に対して鈍感になっています。社会を改善すべく出てきた芽を、気づかないうちに自分で潰してしまっているのです。

 

ですが本当は、抑えられている警察官の本音にこそ、社会を変えるアイディアが隠れているのです。「犯罪はどこで起きているのか、犯罪者はどのような人間なのか、これから犯罪を犯す人間はどんな家庭で育つのか」などの、人間社会を支える元への回答です。

 

 

警察官の中には、形になれば社会を変えるような画期的なもの感じていながら、それに気づかないでいる者が大勢いるのです。彼らの体験は貴重です。発信する前に潰すにはあまりにも惜しいのです。

 

 

より良い社会のために、警察官などの公務員が変わるべきポイントとは、本音で話せる風潮です。本音で話せる風潮を作ることが、社会が発展させ、未来を作ります。

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