子どもが万引きした際に、商品の支払はどうするか
子どもが万引きしてしまった際、その商品は、家族が謝罪する際に買い取るのが大方です。
子どもが万引きして捕まると、お店の店員か、もしくは警察から家族に連絡が行き、子どもを引き取りに行きます。その際に「万引きした商品をどうするか」という問題があるのです。
子どもでも、家族がすんなり支払える商品ばかりを万引きするわけではありません。時には◯万円分の商品を万引きしてしまう場合もあります。家族が、子どもが万引きした商品の値段を知って、驚く場面もあります。
お店は「万引きした商品は、当然支払ってくれる」という姿勢であることがほとんです。中には「支払わなくてもいい」という店主もいますが、ほとんどのお店が家族に支払いを求めます。特に、被害品が食料品であった場合、お店は家族に支払を求めます。
ですので、お店や警察から連絡があって、子どもを引き取りに行く際は、万引きした商品がいくらの物なのかをあらかじめ聞いておき、支払えるだけの金額を用意しておくことをお勧めします。そうでないと、後日もう一度、お店に足を運ばなければならないからです。
自分の子どもが万引きして肩身の狭い場所には、あまり行きたいものではありません。それが「何回も」では、余計に気が重くなります。気が重いことは一回で済ませたいので、予め万引きした金額は聞いておきましょう。
支払いですが、必ずしなければならないものではありません。当然、万引きした子どもの家族にも、それぞれ事情はあります。支払いたくなければ、そのことを主張しても構いません。
ですが、お店というのは、「支払ってくれるなら被害届を出さない」というのがほとんどです。「商品を支払うなら、反省の気持ちも伝わるし、被害届を出さない。支払わないなら、誠意(?)も伝わらないし、被害届を出す。」という姿勢です。
商品を支払いたくなければ、それを主張することは権利ですが、支払わないなりにデメリットがあるのです。
子どもが万引きした商品をどうするかは、簡単なようで難しい問題です。お店側と子どもの家族、思惑や考えが食い違い、お互いの人間的な部分が出る場面です。
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