非行少年がタバコを買うと犯罪なのか
子どもがタバコを買うことは非行にはなりませんが、未成年の子どもにタバコを売ることは犯罪になります。
例えばコンビニでタバコを買おうとすると、年齢確認をされます。その際に見た目が明らかに子どもであればタバコを買うことは店員さんから拒否されるでしょうし、未成年かどうか微妙な顔立ちであれば、身分証を提示するように言われると思います。
ですが、タバコを持っている子どもたちの話を聞くと、「店で買ってきた」などと言う声をよく聞きます。彼らは自分たちの仲間内で、「どこの店なら年齢確認をされずに未成年でもタバコを売ってくれる」という情報を持っているようです。
世の中にはきちんと年齢確認をしている店舗だけではなく、年齢確認をおろそかにしている店舗もあります。「年齢確認なんてどうでもいいや」と思っているて店員さんもいます。そういう店員さんなりを取り締まるのが、未成年者喫煙禁止法なのです。
「忙しい中でなかなか一人一人の顔立ちまで確認できない」とか、高齢の店員さんで「目がよく見えない」という人もいます。「客商売の手前、客の印象が悪くなる」など、店員さんにも理由はいろいろあるようです。
が、罰せられるのは、買う子どもの方ではなく、売るお店の方になります。
不良少年たちにとって、タバコはマストアイテムです。彼らにとってタバコをもつことは、「ワルとしての貫禄がつく」などの効果があります。「罰せられるのが不良少年ではなく、売ったお店の方」では腑に落ちない部分もありますが、気をつけなければなりません。
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