SNSで批判する人の勘違い〜警察官千葉とうしろうの「ねらい目」
SNSで人の批判する人がいます。そのような人は周りが見えていない、という内容になります。
サッカーなどのスポーツの分野なら、まだかわいい方です。明確な序列があるからです。「外野がどんなに騒いでも、所詮はプレーヤーに敵わない」というのを、批判する方もわかっているからです。批判されるプレーヤーとは、その道で成功した人です。実際にプレーすることになったら、批判している人たちは逆立ちしたって、敵いません。
ですが、これがスポーツ以外の分野だと、勘違いしている人が多いのではないでしょうか。学校とか政治の分野だと、明確な序列がわからない。スポーツの様に上手いプレーをテレビで見られるわけでもないし、わかりやすい成績があるわけでもありません。
最近、学校の先生や行政がエアコンの設置問題や、熱波のもとでの活動で、批判を受けている状況があります。それに対して、あたかも同等という意識で批判している内容が目につきます。「もし自分が学校の先生だったら、今の学校の先生よりずっとうまくやっている」かの様な内容です。
学校の先生も行政もそうですが、数限りない制約の中で動いています。時間だったり、人数だったり、場所的なものだったり、人間関係だったり。制約条件がある中でやっているのです。それらの制約条件とは、側から見ている分にはわからないものでしょう。
「SNSで批判する人」というのは、あたかも自分がわかった気になってしまっている、という痛い人でしかないのです。
未来は小さな一歩から。こちらの内容は、各業界の専門家がインターネットラジオやユーチューブを通して番組を提供する「これから放送局」でも視聴できます。
プレゼントの無料小冊子を更新しました。「子どもの非行を防ぐための素直な頭のつくり方」です。
非行に走る子どもは自己中が多いです。頭が固く、自分の価値観に固執しています。周りの人間の価値観や考えを受け入れられず、自分を通そうとします。自分以外の価値観や考えがあること自体が、見えていないのです。自分が正しくて、自分以外の考えは間違いだという先入観から抜けられない状態です。
子どもは周りから吸収する度合いが強いので、子どもの成長は周りの大人次第の側面があります。「周りの大人が自己中から脱し、素直な頭を持つ事で、接する子どもにも好影響を与えよう」というのが、この小冊子の狙いになります。
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