非行に走らず、素直に育つかどうかは◯◯次第
親が子どもと接する時間が、子どもがまっすぐ育つかどうか、非行に走らず素直に育つかどうかを左右します。
たしかに、子どもは学年があがるにつれて、友達付き合いもでてくるし、習い事もあるし、なにより親と一緒にいることに抵抗があるので、家族で過ごす時間は少なくなります。
しかし、一緒にいる時間が長ければ長いほど増すのが存在感です。子どもから見たら、親の存在感。どれだけ親の存在を感じられるかという事です。親の存在を感じることによって、悪いことしようとした時にブレーキがかかったり、困難に直面した時に心を支えてくれる土台となります。
子どもたちは一人でいるときは真面目なのに、集団になると、とたんに悪さをしようとします。悪さが格好いいと思っていて、友達の前ではいいところを見せようとするのか、親と一緒のときはそんな考えがうかばないだろうに、友達と一緒にいると、万引きをしようとします。そんな親がいないときに抑止となるのが、親の存在感です。昔の人が言っていた「お天道様が見ている」というやつです。友達の前で悪さを見せようかどうかというときに、頭の隅に親の顔や、親との思い出が浮かべば、それが抑止になります。
存在感をあげるために必要なのが、一緒にいることです。例えば父親が家によくいる時期と子育て時期が重なった兄と、仕事の関係でよく家にいない時期と子育て時期が重なった弟では、父親は兄の方に愛着を感じるようです。兄弟と言えど一緒ではありません。同じことは子どもの側にも言えます。
非行の抑止のため、一緒にいる時間を増やし、子どもにとってのお天道様となってください。
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