治安をよくして住み良い社会を作る方法とは
治安をよくして住み良い社会を作るには、どうしたら良いのか。それは上意下達の組織意識を解体することです。上と下の関係でなく、横のつながりを意識した組織づくりが、住み良い社会を作ります。先輩、年上、上司に絶対服従などという古い考えからの脱却が必要なのです。
上下関係が強固だと、心の中の考えと実際の行動との間で乖離が起こります。本音と建て前ができるのです。本音と建て前は、強固な上下関係から生まれます。できもしないのに「上司の期待に答えなければならない」と考えるから、現実は違うのに「先輩の指示を否定できない」と考えるから、土妻を合わせる必要が出てくるのです。
それは治安を担う警察組織においても同じです。上意下達が他の組織よりも徹底されている分、余計にたちが悪いと言えるでしょう。先人の考えを変えることができないのです。いつまでも古い考えにとらわれているのです。「諸先輩方の引いたレールを外れないことが、我々の務めだ」という上意下達の組織に都合のいい理由をつけて、思考停止におちいっているのです。
その結果、いつまでも現実に合わないことを繰り返します。警察組織においてそれは、「犯罪に対して有効な手立てを打てない」ことを意味します。次々と価値観が変わる世の中において、いつまでも古いことにとらわれているのです。それは上意下達の弊害です。
組織全体に「先人の施作を変えることは先人を否定することにつながる」ような雰囲気があるため、いつまでも同じことを繰り返すことを善だと考えてしまうのです。上意下達を打破すること。それが上意下達の弊害である「本音と建前」をなくし、現実にあった施作を出す核となるのです。
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